8月臨時議会で新教育長は選任されず 任期に空白が発生か
市議団事務局(東田) 16年08月17日
今日の午後に議会運営委員会が開かれ、24日の8月臨時市議会の議題やスケジュールが確認されました。臨時議会の主な内容は専決処分2件の報告と議案2件の審議・採決です。
議案のうちの1件は教育委員の任命についての議会同意で、8月末で任期の切れる教育委員1名の後任を選ぶものです。
ここでちょっと不可思議な事態が生じています。
教育長と教育委員長も同じくここで任期が切れます。2年前の法改定により、従来別々だった教育長(市長が選任)と教育委員会委員長(教育委員会が独立して選任)は、今回から市長が選任する新しい教育長に1本化されます。
新しい教育長の任期は9月1日から始まるので、本来ならこの臨時議会で選任同意されるはずだったのですが、どういうわけか議案になっていません。
このままでは、9月定例市議会(9/2~)で議会の同意が得られるまで、少なくとも1日以上は教育長のポストに空白が生じることになります。
一部会派が経過に異論を唱えたことによるようですが、不正常な状態をつくりだすだけの正当な理由があってのことなのかどうか…。
市民のみなさんから見てわかりにくいことが、議会の中ではしばしば起こっています。