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日本共産党 岡山市議団

18年01月

国保料の値上げ許さない運動を盛り上げよう

18年01月25日

国民健康保険(国保)がこの4月から都道府県単位化されることに伴い、市町村が保険料を決める基となる市町村から県への納付金の額が、決定事項として県議会常任委員会に示されました。

併せて、その市町村の納付額を国保被保険者1人あたりで計算した場合の保険料額も示されました。

岡山市の一人当たり保険料額は、昨年8月の試算と同じ傾向で値上げになっています。

 

これから、金額の積算根拠や全逓など詳細を分析して理由や要因を探るので、詳しいことがわかったら、またお伝えします。

 

金額がどうあれ、値上げの方向性には変わりません。ぜひ、いますぐ、「国民健康保険料を払える保険料に引き下げて」という署名にご協力ください。

 

署名用紙のダウンロードは、この市議団ブログのトップページから、「国保」で検索してください。

 

「用紙をおくってほしい」などのご要望がありましたら、市議団事務局までご連絡ください。

日本共産党岡山市議団事務局

電話 086-803-1707

FAX 086-234-9388

メール kyousantou_shigidan@city.okayama.jp

 

 

 

 

「保育士1/2」で質OK? 岡山市の保育行政これでいいの?

18年01月24日

岡山市は昨日(2018.1.23)、4月に市内の認可保育園などへの入園を希望する子どもの人数(一次申込分)を発表しました。1/25頃からは一次選考の結果(入園できるかできないか)の通知が各家庭に届き始めます。

定員と比べると、およそ1,700人もの子どもが一次選考で入園できないことになります。子どもの成長発達環境としても心配ですし、入園できなくて就労に影響する保護者の方のことを考えても、極めて深刻な問題です。

 

岡山市はこの間、「全国ワースト2位」という現状をどうにかしようと、認可保育園などの拡充を進めてきましたが、保育ニーズの高まりに整備が追い付いていない現状を認めています。

 

この日の記者発表では、この1年間かけて受け皿を増やしてきた内訳も一緒に発表されました。市が今年度中に1,500人の受け皿整備を目指していたのに対し、現時点では1,100人程度となっており、市は「現在も、企業主導型保育の審査中が複数件あるので、まだ増える見込みはある」としています。

この企業主導型保育は、国が直接募集し、補助金も国が出します。入園希望も利用希望者と事業者で直接やり取りするため、岡山市は基本的に関与できません。大森市長は以前から、この企業主導型保育を受け皿確保のあてにする発言を繰り返しています。

 

また、最低基準は「保育士1/3以上」の無認可保育施設が「保育士1/2以上」に増やした場合に、市が「特任登録保育施設」として補助を増やし、そこに入園した子どもは待機児童のカウントから外すと発表しました。

 

市長は記者から「保育の質」について問われ、保育士1/2の企業主導型保育を国が認めているのだから、これも含めて質の担保は一定できているといった趣旨の発言をしました。

とんでもない話です。確かに岡山市の子どもがとてもたくさん保育園に入れずにいることは大問題で、その対応を今すぐしなければならないのは当然です。けれども、そのことと保育士100%の認可保育園より質を落としても構わないというのは全く別問題です。

 

市がその気になればできることは、まだあります。というより、受け皿拡大の方向を間違っています。

保育士として働いてくれる人を増やすために、処遇や労働環境の改善を直接支援すること

公立保育園・幼稚園つぶしの計画を撤回し、必要な園では一時保育や預かり保育を大幅拡充すること

など、保育の質を確保したうえで待機児童対策を進めるべきです。

 

更に気になっているのは、大森市長の姿勢です。2期目に入ってから、待機児童対策の重みについて、微妙に言い方が変わってきています。以前は「最重点課題の1つ」でしたが、23日の記者会見でも、対策はめどが立ちつつあるというニュアンスの発言がありました。この認識で、市の施策が大丈夫なのか、不安を感じています。

 

日本共産党岡山市議団は、2月議会でもこの問題を大きな論点の1つとして取り組みます。

皆さんのご意見やお考えをぜひお聞かせください。

 

岡山市4月入園希望者が過去最多 保育園、1700人「利用不可」か(山陽新聞さんデジ 2018.1.23)

 

2018年1月23日記者発表資料(岡山市HP)

 

 

 

田中のぞみ議員も登場する「あっ晴れ!岡山市議会」 1/28に放送

18年01月23日

岡山市議会の役割や活動をわかりやすく紹介し、市民の皆さんに関心を持っていただき、市議会を身近に感じてもらおうと、岡山市議会では一昨年から定期的に「あっ晴れ!岡山市議会」というテレビ番組を制作・放映しています。

その最新回の放映日程が決まりました。

今回は、昨年10月に開かれた岡山市の2016年度決算を審査する特別委員会の様子や、市議が市内の様々なスポットを紹介するコーナーもあります。

団の田中のぞみ議員も、決算特別委員会の副委員長として登場していますよ。

ぜひご覧いただき、ご感想などおきかせください。

 

<放映日時>

◆テレビせとうち(7チャンネル)

1月28日(日)13:30~13:58

1月31日(水)15:30~15:58(再放送)

 

◆Oniビジョン

2月3日(土)16:00~

2月7日(水)22:30~

2月11日(日)16:00~

2月14日(水)17:00~

2月18日(日)20:30~

 

過去の放送の動画は、↓↓こちらからご覧いただけます。

岡山市議会広報番組(岡山市議会ホームページ)

来年度予算で市長と意見交換 国保や障害児保育の充実など求める

18年01月22日

 

1月22日(月)、日本共産党岡山市議団は、大森市長や副市長、財政局長と来年度予算について意見交換しました。

市の来年度予算は現在、各局からの要求が出そろったところで、これから、市長による査定などを経て、2月中旬ごろに予算案としてまとまる予定です。

市長査定していくにあたって、議会の各会派から意見を聞くことを3年前から行っており、今日は共産党市議団などが意見交換をした形です。

 

市議団からは、国民健康保険(国保)の被保険者への配慮、多額の公費が投入される市街地再開発事業へのコントロール、A型事業所への規制と支援、障害児保育の拡充などについて意見を述べました。

 

 

【おすすめイベント】 NPO朝日訴訟の会総会 2/17

18年01月19日

 

○○ NPO朝日訴訟の会 第13回総会 ○○

◆日時 2018年2月17日(土)13:30~16:00

◆場所 岡山市勤労者福祉センター・4階大会議室(岡山市北区春日町5-6)

◆主な内容 「安倍「改憲」を許さず憲法25条を生かした社会を実現するためにー朝日訴訟から学ぶ」をテーマにした講演(鈴木勉・佛教大学教授)など

◆問い合わせ先 電話086-255-1299

 

2018年度予算の各局要求が発表

18年01月18日

岡山市は今日、2018(平成30)年度の当初予算の編成に向けて、各局などから出ている要求をまとめたものを発表しました。(2018.1.18)

今後、要求額を市長が査定したのち、2月中旬ごろに予算案として公表します。そして2月下旬からの議会で審議され、可決したら成立します。

また市は、市長査定する段階の中で、議会の各会派の意見を聞く時間を3年前から設けています。共産党市議団も週明けに市長と意見交換する予定です。

 

市議団としても、市民要求がどうなっているのか、財政の健全性はどうか、無駄な事業やおかしい施策はないか、などしっかりチェックしなければなりません。精読はこれからですが、現時点で気づいたことや気になったことをいくつかご紹介します。

 

 

・国民健康保険会計への繰入が大幅減しており、国保料の大幅引き上げになりかねない。(16.7億円/約2割の減)

・小中学校の就学援助の新入学学用品費は、2019(H31)年度の新入生から入学前時期の支給を始める。

・市内全中学校の普通教室にエアコン設置に向けて実施設計。(実際の設置は2019年度から)

・待機児童対策では、認可保育園は7園増やすが、保育士の処遇改善は新規施策なしか。

・幼児教育保育全体では、公立こども園8園の整備を進めるとして他の公立園の廃止民営化を促進。私立保育園の障碍児保育補助は現状維持か。

・子どもの貧困対策は、予算を今年度から3倍以上に増やして施策を進める。

・世代を問わず様々な困難を複合的に抱える人や家庭を支援する「地域共生社会」推進予算は約2,300万円。個別事業は別に予算化されているとしても、「実現には人と金が必要」という現場の要請に応えられる額か?

・中小企業や商店街への支援策が全体として拡充されている印象。

・一方で、企業誘致予算も増大しており、不均衡な施策にならないかチェックが必要。

・市街地再開発は3地区計14億円弱の予算、コンパクトシティ化に十分資するのか、一部企業の優遇にならないのか?

・市街中心部の旧NHK・現市民会館・旧内山下小跡地などにどんな機能を持たせるのか、2021年度中の整備方針策定を目指す。

・路面電車の駅前乗り入れは、前年度比7倍以上の予算(約2.2億円)をつけて、駅前広場のデザイン検討、人の動きの分析、路面電車既存施設の補修補助など。なし崩しに進めるのか?

・地域の交通網を「公共」と位置付けて、路線バスの持続可能な公共交通ネットワークを検討。生活交通は、迫川地区での本格運行に加え、千種地区、馬屋上・野谷地区、牧山地区、角山地区などで試験運行や計画の検討を行う。

・中山間地域振興は、担い手養成、地域住民が行うコミュニティビジネス創出など。

・公共交通機関や公共施設などをバリアフリー化するための「基本構想」を新たに策定。

・性的マイノリティの方の人権課題などを踏まえて、市民ワークショップを開くなど、「さんかく条例」改正に向けた議論を始める。

・各区で防災や高齢者の健康指導など、地域の要望に応える施策を実施(4区全体で1000万円)。

・訪問介護看護事業所など6か所整備の予算化。

・本庁舎をどう整備していくかについて、2018年度中の方針策定をめざす。

 

まだ、1つ1つの事業や施策は十分にははっきりしていません。また、人員配置もまだ明らかになっていないので、それぞれの事業などを進めるための体制の保証もこれからチェックしていくことになります。

 

今日発表された予算要求資料は、市ホームページで見ることができます。

ぜひご意見をお寄せ下さい。

平成30年度予算編成過程の見える化(岡山市ホームページ)

 

【控室の窓から】 通勤・通学の道、自宅や職場・学校の周りを 防災の視点で見直してみたら・・・

18年01月17日

 

1月14日に岡山市内で日本赤十字岡山県支部や県社協、県などの主催による災害ボランティアの交流会が開かれました。

事務局員Tは、23年前の阪神淡路大震災をきっかけに、いくつかの震災現場などでボランティア活動に関わり、現在は岡山県の災害ボランティアコーディネーターに登録していることから、この交流会に参加してきました。

 

年に何度かある研修会とはちがって、ボランティア経験者や県登録者たちの交流が目的ということで、全体として和やかな雰囲気で始まりました。

開会のあと、30人弱くらいの参加者が6グループに分かれて街角へ出発。商店街や観光客に防災の備えなどについてインタビューしたり、周辺を防災の観点で観察したりと、約1時間タウンウォッチングをして、戻ってから皆で経験交流しました。

 

Tは、街を防災の観点で観察するグループでした。出石町から就実学園周辺をぐるっと回り、シンフォニービルの近くまでめぐりました。

 

途中には、昭和前期の古い建物と新しい建物が混在していて、家屋などが倒壊したら道路が使えなくなり、避難も緊急車両の通行もできなくなってしまう個所をいくつも発見しました。

岡山城の石垣も、大きな揺れが来たら崩れそうなところがいくつもあり、これも通行の大きな妨げになる危険性を感じました。

また、避難者が集まるであろう学校や公的な建物がいくつかありましたが、いざとなったときに使えるのか、施錠の問題、バリアフリー化が不十分な問題、周辺の交通の問題など、たくさんの懸念を感じました。

岡山市中心部は旭川が南北に流れており、大地震で橋が通行できなかったらどういう事態が発生するのか。もし橋自体は落ちなくても道路が壊れて通行できないことも想定できます。

辺りは市中心部の一角で、日中には仕事や買い物などで多くの人出があります。また、観光や出張で来るなど、地理に不慣れな人もたくさんいます。

 

ちょっと歩いただけでも、たくさんの課題を発見できました。

 

発見といえば、中国銀行本店の交差点に面した石の看板(?)の裏に、とあるプレートが。84年前の室戸台風のときに岡山市内では大きな浸水被害がでたのですが、その水位を示したプレートです。地面から1.5メートル近くの高さにはめ込まれています。人がほとんど水没する高さ・・・。

 

また、一緒に歩いたグループの方からは、岡山の災害の歴史がわかる本を紹介していただきました。(写真)

「岡山の災害」(蓬郷巌/岡山文庫)という本です。

1988年に発行された、ちょっと前の書籍ですが、県内のあちらこちらで起きた大小さまざまな災害のことが端的に書かれています。写真も豊富でわかりやすい内容です。

それぞれの災害の発生当時と今とはいろいろ条件が違うので、単純に同じことが起こるとは言えないかもしれませんが、これを読めば「岡山は災害が少ない」という思い込みが、ガラっと変わるかもしれません。

図書館にありますので、機会があれば一度手に取ってみてはいかがでしょう。

 

 

今日は、阪神淡路大震災から23年目の日です。

 

皆さんは、日ごろの備え、どんなことをしていますか?

自宅や普段いる場所の周辺は、防災の角度から観察してみると、どんな危険性が潜んでいるでしょうか?

通勤・通学の途上はどうですか?

家族や大切な人と合流できるよう、連絡手段や落ち合う場所など、決めていますか?

 

普段から、自分と大切な人を守るための備え、考えておきませんか。

 

 

 

 

岡山で災害ボランティアの交流会 日赤県支部など連携強化へ初開催(2018.1.15)

http://www.sanyonews.jp/article/653702/1/?rct=security_safety

さんデジ(山陽新聞デジタル)

 

 

 

ヤッタネ! 目の不自由な方に朗報! 水道局からの通知に点字

18年01月17日

岡山市水道局は、目の不自由な方への料金などの通知書に、その通知が何なのかがわかるよう点字シールを貼ることを始めました。

点字シールを貼る通知書は次の3種類です。

・料金が何円なのかをお知らせする通知

・(口座振替の方に)振替予定額をお知らせする通知

・(口座振替の方に)振替が済んだことをお知らせする通知

 

点字シールを希望される方は、申し出る必要があります。

市水道局電話受付センター(電話086-234-5959)にご連絡ください。

下のリンク先からも、詳しい案内を見ることや、郵送用の申込書をダウンロードすることができます。

請求書等への点字表示の実施について(岡山市水道局ホームページ)

 

これまでは点字表示がなかったので、受け取った方が何のハガキか分からず捨ててしまうこともあり、困るというご相談が市議団にも寄せられていて、田中のぞみ議員が2017年8月議会で取り上げ、改善を求めていました。

その時の答弁は、各局で「検討する」とのことだったのですが、わずか数か月で真っ先に水道局で実現しました。市民の方からも「水道局の方にお礼をお伝えしてほしい」とのお電話がありました。職員の方々の素早い対応にお礼申し上げます。

 

ただ、今回の点字シールは、何の通知なのかを示すだけのもので、請求金額など具体的な内容は、今まで通りの印刷です。目の不自由な方が金額を知るためには、誰かに読んでもらう必要があります。

通知者本人以外に金額が分からないようにするための技術や手間など、クリアしないといけない課題はありますが、どんな人でもその人らしく自分の力で生活できる社会をめざして、当局の方々にも改善を図っていっていただきたいものです。

また、医療や介護などの通知、ゴミ出しなどの情報、災害が起きた時に何をすればいいかなど、目の不自由な方にとっても重要な情報はいろいろあります。水道局以外の各部局でも、ぜひ積極的に対応を改善・充実させていっていただきたいと願っています。

 

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