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日本共産党 岡山市議団

3月 19th, 2018

学習会「百間川の改修と岡山市内の防災」のお知らせ

18年03月19日

【印刷用PDF】180325チラシ

 

現在国は、旭川下流域の洪水リスクを減らすために、旭川と百間川の分かれる部分の改修工事を進めており、2019年には完了する予定です。

この工事で流域にはどのような影響が出るのでしょうか。また、洪水想定や対策はどう考えられているのでしょうか。国や県の担当者の方から説明を聞き、みんなで考えてみませんか。

 

◆とき 2018年3月25日(日)10~12時

◆ところ 岡山市勤労者福祉センター・4階中会議室(岡山市北区春日町5-6)

◆内容 国(国土交通省岡山河川事務所)、岡山県(県土木部河川課)の担当者の方から報告を聞き、参加者と質疑応答しながら、皆で考えます。

◆参加無料、予約不要

 

 

 

岡山市議会への開示請求に対しての一連の報道について

18年03月19日

岡山市議会に関する情報公開請求について、議員自ら審査する判定委員会という制度を運用していると3月17日以降報道されています。このことについて、私たちの考えをお伝えします。

まず、この規定は1990年に制定されたもので、議会関係の情報公開請求があった際に、岡山市情報公開条例と岡山市個人情報保護条例に基づいてどのように開示するかを定めたものです。
規定では「議会事務局総務課長の依頼に基づき公文書の開示及び個人情報の開示、訂正等の可否について審査する」とされており、判定委員会は「議長、副議長及び各会派の代表者で構成する」とされています。
制定以降数回、開催された実績があります。

今回は、2018年2月と3月に開かれました。2月21日の第一回の判定委員会は、岡山市議会議員の海外視察について、個人のプライバシーを侵害するものや企業の不利益になるものについての審査でした。判定委員会には、党市議団代表として竹永光恵団長が参加し、旅行会社の方の個人名など最低限の非開示を確認しました。
3月9日に開かれた第二回の判定委員会では、議長の各種議長会への出席状況に関する文書について審査されました。その際、判定委員会の委員の中に議長経験者が複数いたこともあり、「当事者が審査するのはおかしい」との声が上がり、議員が参加する判定委員会を廃止する方向性が確認されました。
請求者の個人情報が書かれた開示請求文書は、判定委員会の場で出席者の目に触れる状態でした。

日本共産党岡山市議団は、情報公開は最大限にされるべきであり、その際の請求者の個人情報は厳密に保護されるべきだと考えています。今回、判定委員会について、規定や経過を確認せずに参加したことは軽率な判断であったと反省しています。

今後一刻も早く制度を廃止するように求めていきたいと思います。市民の皆様にはご心配をおかけしたことを心からお詫びいたします。

宮武議長に3度目のNO! 自民の内紛で議会混乱

18年03月19日

2月議会最終日の3月16日、宮武博議長に対する議長不信任案が自民市議から出され、自民市議17人と共産党市議団5人の賛成で可決成立しました。

昨年5月には議長不信任、6月には議長辞職勧告の決議が自民市議も含めた賛成多数で可決されていましたが、その次の8月議会で、当時の自民党市議団が全員で議長「信任」決議を提出し、創政会の賛成を得て可決した経過があります。
同じ自民市議の中から今度は、「不信任」案が出てきたということで、経過や理由が市民にとって理解しがたいため、党市議団の河田正一議員が本会議で質疑をしました。
その後、付託された議会運営委員会での審査は、提案者の自民議員に同じ自民の議員が疑問をぶつけることに大半の時間が費やされました。団の林じゅん議員は、議会で他会派を巻き込むのではなく、自民党が自分達だけでしっかり議論してくれればよかったことだと指摘しました。

審査を受けて各会派で判断し、採決するという段階になってから、提出議員たちが決議案を取り下げ、文言を修正した議長不信任決議案(全文は後述)を改めて出しました。
出し直された不信任決議案は、再開した本会議で市民ネットの議員が質疑をした後、採決されました。不信任提出に加わらなかった自民党と公明党、おかやま創政会、市民ネットの議員が退席したため、全会一致での可決となりました。

党市議団はもともと、自らも合意した議会の申し合わせを破り、2度の議会議決にも従わない宮武博氏は議長として信任できないとして、一貫して議長辞職を求めています。出し直された決議案はこれに沿った内容だったので、賛成しました。

市民不在の自民内部の争い。本会議が終了したのは午後10時過ぎでした。

 

(決議案の全文)
議長不信任に関する決議

主旨
宮武博議長の不信任について

理由
岡山市議会は、議長・副議長をはじめとする議会役職人事については任期2年とすることを申し合わせているが、宮武議員は辞表を提出されていない。
そのことから、昨年の5月臨時議会では議長不信任決議が、6月定例会では議長辞任勧告決議が賛成多数で可決された。にも拘わらず法的拘束力がないと強弁し議長職に留まっている。

8月議会で議長信任決議が可決された後の状況に鑑み、宮武博議長の不信任を決議する。