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日本共産党 岡山市議団

'団日誌' カテゴリ

8月臨時議会で新教育長は選任されず 任期に空白が発生か

16年08月17日

今日の午後に議会運営委員会が開かれ、24日の8月臨時市議会の議題やスケジュールが確認されました。臨時議会の主な内容は専決処分2件の報告と議案2件の審議・採決です。

議案のうちの1件は教育委員の任命についての議会同意で、8月末で任期の切れる教育委員1名の後任を選ぶものです。

 

ここでちょっと不可思議な事態が生じています。

教育長と教育委員長も同じくここで任期が切れます。2年前の法改定により、従来別々だった教育長(市長が選任)と教育委員会委員長(教育委員会が独立して選任)は、今回から市長が選任する新しい教育長に1本化されます。

新しい教育長の任期は9月1日から始まるので、本来ならこの臨時議会で選任同意されるはずだったのですが、どういうわけか議案になっていません。

このままでは、9月定例市議会(9/2~)で議会の同意が得られるまで、少なくとも1日以上は教育長のポストに空白が生じることになります。

 

一部会派が経過に異論を唱えたことによるようですが、不正常な状態をつくりだすだけの正当な理由があってのことなのかどうか…。

市民のみなさんから見てわかりにくいことが、議会の中ではしばしば起こっています。

岡山市議会ホームページ

 

健診の充実や市民の健康づくりなど 連携しながら推進を ~岡山医療生協が市と懇談

16年08月16日

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岡山医療生活協同組合(岡山医療生協)と岡山市の懇談が16日、保健福祉会館で行われ、岡山医療生協の約30名の組合員と岡山市の医療・保健・介護・障害者福祉などの担当部局の職員が意見交換しました。市議団の竹永みつえ、林じゅん市議も参加しました。

懇談会では、市の特定健診の充実、胃ガン内視健診の実施機関の増強、乳がん検診の乳腺エコー併用健診の導入など、医療・保健分野で実際に健診をたくさんとりくんでいる岡山医療生協ならではの充実提案や要望が出されました。

市側も力を入れて取り組んでいることや実現を目指して検討中のことなどを紹介し、行政と市民団体・病院が連携してできることも話し合われました。

また、公共交通の充実や予防医療、市民の健康づくりなど、幅広い分野での意見交換もあり、活発で前向きな懇談会となりました。

 

 

憲法改悪ゆるさず市民の暮らし守るため ますますがんばります

16年07月11日

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日本共産党岡山市議団は11日、市役所前で定例の朝宣伝を行いました。

昨日の参議院選挙では、日本共産党が改選前の倍となる6に議席を伸ばし、全国32ある1人区のうち11で市民と野党共闘候補が勝利しました。

一方で、自民公明をはじめ「改憲勢力」が2/3を超え、選挙中は改憲についてだんまりだった安倍総理は、昨日から一気に改憲に前のめりの姿勢をあらわにしています。

日本共産党岡山市議団は、今回の選挙を通じて広がった多くの市民のみなさんとの連帯をさらに発展させて、憲法改悪を決して許さず、市民の暮らしを守るために引き続き全力を挙げると決意表明しました。

 

(写真は左から東つよし、林じゅん、竹永みつえ、河田正一の各岡山市議)

 

6月議会へ課題や市民要求つぎつぎ ~議会前の「聴く会」開く

16年05月20日

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今日の午前中、団は市内で活動する各分野の団体のみなさんをお招きして、6月議会に向けてのご意見やご要望をお伺いする「市民の意見を聴く会」を開きました。

「障害者差別解消法の施行にあたって、十分に当事者の声が反映されるようにしてほしい」

「子ども医療費助成で、いまだからこそ市から県に補助の復活を求めてほしい」

「学童保育で、子どもが生活するにふさわしい環境整備を」

「若者にアンケートとると、一番の願いは学費負担軽減とブラックバイト対策」

「精神障害者の地域復帰をはかるために、実情にあった施策を」

「国民健康保険の都道府県化をみすえて、運動を強化していきたい」

など、多くのご意見をいただくことができました。

団では、今日の会の内容も踏まえて、6月議会に向けて作戦を練っていきます。

早速、週明けに行う会派内の会議でつっこんだ相談をすることにしています。

 

(個人的には、記録を取ったり質疑に関連する資料を探したりするのに必死になっていて、5人が揃った時点での写真を撮り忘れたのが、悔やまれます、、、)

 

 

 

市政報告ニュース作成中

16年04月11日

日本共産党岡山市議団は、議会ごとに市政を報告するニュースを発行しています。

2月議会の報告号は鋭意製作中。今日の団会議は、その校正が中心議題でした。

さきほどやっと終了。来週までには完成してみなさんのところにお届けできる見込みです。

お手元に届いたらご覧いただいて、ご意見などあればお寄せください。

 

2016予算要求への回答が来ました

16年01月29日

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日本共産党岡山市議団が昨年11月19日に市長に提出していた来年度の予算編成にあたっての要求に対する回答が、本日午後控室に届けられました。

予算要求は、日本共産党岡山市議団が市民の生活実態を踏まえて、市政に改善充実を求めるために毎年出しているもので、今回は445項目の要求を提出し、市長や教育長とも懇談するなどして、市民の実態や必要性を訴えてきました。

回答書は99ページにおよび、ざっと目を通すだけでも時間がかかりました。

週明けには団の定期会議も予定されており、2月議会に向けた調査研究や準備も加速化していく頃です。

これからしっかり読み込んで、粘り強く市民要求の前進のために、提案や作戦を考えて取り組んでいきます。

 

予算要求を提出した記事(市議団ブログ2015年11月19日)

子ども医療費、国保など市民の願いが反映された予算に ~市長らと意見交換

16年01月22日

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日本共産党岡山市議団は22日、来年度の予算編成について、大森市長や横山・繁定両副市長、佐々木財政局長などと意見交換しました。

昨年度から大森市長が実施している「予算の見える化」の一環で、各部局から予算要求が出そろった段階で公表するとともに、市議会の各会派と意見交換しようという流れでの懇談です。

党市議団からは、市民文教委員会に出席している東議員をのぞく河田、竹永、林、田中の4議員が出席しました。

来年度予算は、要求段階では過去最大規模になっており、新総合計画を具体化する方向性の施策が多く盛り込まれています。

党市議団は、国民健康保険料を払える保険料にしていくことなど、市民の生活を応援する予算編成となるよう求めました。

また、4月から実施される子ども医療費の負担軽減について、岡山市が全額市費で行う予定であることに対し、他市では地方創生交付金を活用していることを指摘し、こういうときにこそ「有利な財源」の活用を、と求めました。

保育料の多子世帯への軽減策については、岡山県が「第3子無料」をうちだしたものの、岡山市に対しては他の自治体より補助率が低いことが話題となり、不公平な扱いは容認できない、という考えで一致しました。

 

当局はこれから約1カ月弱で予算案を編成し、2/24からの2月定例岡山市議会に上程して、議会での議論を行うことになります。

 

私たちもこれから知恵を絞って分析し、市民の願いが少しでも実現するよう議会論戦にも取り組んでいきます。

 

個人質問の総時間を削減! 議員が第一の仕事を自ら減らすとは!

16年01月13日

13日の議会運営委員会で、個人質問の時間について、現行の1人当たり30分(一問一答方式で行う場合と代表質問のある回は20分)を、会派の所属議員数×20分の会派単位の持ち時間制に変更することが、自民・公明・創政の賛成多数で決定されました。共産は反対しました。6月議会から適用されます。

 

議論の中で、自民や公明の委員は「現在、5日間の個人質問日に加え予備日まで使っていることが多い、予備日を使わずに収めよう」などと発言。共産党の林じゅん委員は、「質問したい事柄があるから多くの議員が時間を使っている、この案は議員の質問時間短縮につながるもので容認できない」として反対しました。市民ネットの羽場議員(議決権なし)も「問題が起きているわけではないので、制限すべきでない」などと主張しました。楠木副委員長(創政)は、特に発言しませんでした。

浦上委員長(自民)が「平行線なので採決を」として議論を打ち切って採決に持ち込み、共産1の反対に対し、自民4、公明2、創生1が賛成しました。市民ネットは議運での議決権がない委員外議員として採決には加われません。

 

市議会議員が市民から課せられている責務は、市政のチェックと政策の調査や提言です。そのために公の場で市当局と議論を交わす議会での個人質問は、議員のもっとも大切な仕事のひとつです。その個人質問の時間を自ら縮めてしまうとは、いったいどのように有権者・市民に説明するのでしょうか。むしろ、個人質問の時間を十分保障して、しっかりと当局と議論し、その内容を広く市民にも知らせることの方が大切ではないでしょうか。

 

昨年春の改選後、6月議会では33人、9月議会では37人、11月議会では36人が質問に立ちました。岡山市議会では定数46のうち質問に立てるのが40人ですから、8~9割の議員が質問に立っていることになり、いずれも予備日を含め6日間かけて個人質問が行われています。この現状を見るなら逆に個人質問の定例日を6日間確保する議会運営こそ本筋ではないでしょうか。これをわざわざ縮減するのは道理が通りません。

 

岡山市議会での個人質問の時間は、これまでにもたびたび縮小されてきました。従来は一律に1人30分だったのが、2011年には代表質問のある回は全員20分に、2013年には一問一答方式はいつでも20分に、と縮減されてきた経過があります。いずれも自民党などの強い主張によるものでした。

日本共産党岡山市議団は、市民に開かれた議会、しっかり議論できる議会をめざして、質問時間の確保、充実に取り組んでいきます。

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