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日本共産党 岡山市議団

'団日誌' カテゴリ

貸し付けは止めて新たな補助金?

08年02月15日

 二週続けて保健福祉委員会が開かれました。八日の保健福祉委員会でシルバー人材センターを新たな組織で出直す場合について検討してはどうか、との意見が出されていました。
 今日はそれに対して市がどのような方針を出すか、注目していました。すると、1億2千万円の貸付金は止める、新たに基金を作るための補助金を創設する、という案を出してきました。
 どういう費目でいくら出すかは精査されていないので十分な検討はできませんでしたが、なにか違和感を感じます。
 返ってこないかもしれない貸付金に税金は出せない、というのが貸し付け凍結の理由の一つです。返ってこないなら返さなくていい補助金に、とも思えます。
 今のままではやはり納得できません。

津島公館を壊してよいのか…

08年02月6日

 津島公館をご存じですか。大正ー昭和初期の「民家」で、津島総合グランドの北にあります。市はこれを近くとり壊す予定です。
 一方、市議団には、「改修して、有効活用を」との声が寄せられています。
 市議団は現地を視察。旧安井邸は、手入れされず荒れはてた庭の奥に堂々と建っており、風格のある姿でした。安井家と親歳関係でよく遊びに来ていたという河田議員は、なつかしそうに次のように話しました。

 「御津の河原邸や酒蔵より保存状態はいい。改修費は必要だが…。」と。

 岡山市は、坪田譲治の生家も壊してしまった過去をもっています。文化的、歴史的建造物を大切に考えてきたとはいいがたいと思います。今、立ちどまって考えてみようではありませんか。
 かつて、私は北欧を訪ねた際、傾いた建物を何度も修繕して役所として使っている「事実」をこの目で見ました。壊さずに使うためには改修費が必要だが、壁に書いてある絵まで修復をしている行政の姿勢に価値観のちがいを感じたものです。壁画の修復をしていた青年が、「日本だったら壊してしまうでしょう…」といったことを忘れない。今から10年前のことです。

 本造建築でも登録文化財の価値を大切にしたい…。あれから10年、「そろそろ価値観を転換せよ!」と安井邸が訴えている様に思えました。
 市長さん!考えてみませんか。

短期入所(ショートステイ)の決定方法見直し 市民の要求実現

08年02月1日

 2月1日からは月の途中でも真にやむを得ない事情がある場合には翌月末を限度に短期入所の必要な日数を決定できることになりました。1月31日の保健福祉委員会で報告され、2月1日から実施となったものです。

 これまで障害福祉サービスの支給量は一ヶ月単位で決められ、変更する場合は翌月からとなっていました。これでは月の途中で介護者が入院するなど緊急の場合、必要なサービス量が変わっても対応できない問題がありました。
 障害者や家族など関係者の要望が実現しました。 

政令市移行に伴う農業委員会は4区毎に設置し、委員の定数は49→53へ

08年01月29日

 今日経済委員会があり、政令市移行後の農業委員会について議論。
 議論の結果、行政区割毎に農業委員会を設置。つまり4区に設置が決定。
 委員定数は49→53へ増員し、合併地区には補助委員配置を前向きに考えることになりました。つまり、各区とも1名ずつ増員することになりました。
 日本共産党市議団は各行政区への委員会設置をかねてより要望。その方向になりました。委員数も増員となることは、岡山市農業にとっていいことです。よかった!この内容が2月議会で正式決定されるみこみです。
 今年7月には農業委員の選挙が予定されています。

坪田文学賞決まる!

08年01月28日

第23回岡山市文学賞(坪田譲治文学賞と市民の童話賞)の受賞者が発表された。坪田文学賞は椰月美智子さんの「しずかな日」に決まったとのこと。まだ読ませていただいてはおりませんが、今から期待に胸をふくらませています。思えば、25年前、わたしが議員になってはじめての議会でとりあげさせていただき、当時の松本一市長の手で実現してくださり、五木寛之先生をはじめ多くの方々に育てていただき、今では日本でも有数の文学賞にしていただいております。ほんとうにありがたいと思っています。わたしは文学・文化(公園・庭園も含めて)は市民の共同経費・共同財産だと考えております。それだけに、この時、実現できなかった坪田先生の生家保存は今でも口惜しさが残っています。市民の大切な財産は税金で残し、保存活用を考えても罰は当たらないと思いますが、みなさんはいかがお考えでしょうか。

冬は冬らしくがいい

08年01月21日

昨日から積雪。今朝は車が雪ですっぽり。交通事情など嫌なこともあるが、冬は冬らしい方がいい。雪の朝の南天の赤さがなんとも言えずいい。役所も本来の市民のための役所らしい方がいい。官から民へ、というが、なんでも民間がいいわけではない。偽装表示一つみてもそう言える。だが、根底には日本の高級官僚や企業のモラルの欠如がある。そして、彼らが「日本の子どもは軟弱だ。道徳がない」と声高に主張し、教科書まで変えてきたのを許してきたのがはずかしい。日本人は日本人らしくはそうだと思う。但し、おかしな方向にゆがめなければ、の話だ。わたしも本当の意味での日本人らしくありたいと願う。

「お金がない」という岡山市が西ロ広場開発に107億円!?―市政二ュ―スに反響

08年01月14日

 「岡山市の借金は7000億円もある。行財政改革が必要だ。職員は3年間採用しない」といっている高谷市長が、西ロ広場開発事業に107億円を使おうとしている。(株)JR西日本の土地を約30億円で買い、JR利用者のための駐輪場や西ロ駅舎をつくり、西ロ広場を整備するという。JRは1円も負担しない。なぜ???
 1企業との契約で、107億円の事業費のうち51億円余もの補償金をさしあげるという。なぜ???
 この事業のため新たな借金を35億円、市税を20億円つかうとしたら…。市民は納得できるか!?
 JRから土地を買わなくてもいいのではないか。JR鹿児島駅はJRが自分で建設した。西ロ駅は、補償金まで出して、税金でつくるのは、おかしい。
 地方財政健全化法の成立後の事業だ。見なおすべきだ。JRと再交渉を求めたい。1企業のための優遇事業はやめよう。両備バスのグレ―スタワ―を思い出す。市長は変わったのに、どうしてこの流れが変えられないのか。
 市政二ュ―スの2面のこの記事を見て、「知らなかった!」の声あり!!山陽新聞には書いてない市政の税金の使い方…。ぜひ、市政二ュ―ス読んで下さい。この機会に赤旗しんぶんをおすすめします。申しこみは市議団までどうぞ!

まもなく今年最初の市政二ュ―スをお届けします。お楽しみに!!

08年01月9日

 年末年始と11月定例会のご報告をしています。
 4月からの下水道料金値上げ(平均8.3%)、年金から保険料天引きをする後期高齢者医療制度のこと、そしてゴミ収集有料化のこと…。なかでもゴミ収集有料化は関心が高いです。
 「なんで有料にするのか」
 「何でもかんでも燃やすのがおかしい。テレビなどでいう分別が岡山はされていない」
 「ゴミを減らすならもっと分別を徹底しないと!」
 「いつからはじまるのか」などたくさんの質問が出ます。
 2月議会で条例案が出される見こみで、実施は秋以降か…。市民説明会が少なくとも小学校区単位でなされ、出前説明会もOKです。しっかり議論の機会をつくりましょう。市議団もシンポジウムなどにとりくみたいと考えています。

 もう1つは政令市移行にかかわる行政区割について、「共産党の案がいいのに…」という声を多くいただいています。議会の責任もこれから問われることになります。よりよい方向へ「いまから、ここから」です。
 まもなく市議団の市政二ュ―スをお届けします。お楽しみに!!

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