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日本共産党 岡山市議団

3月 2nd, 2015

議場に遅刻する議員は…

15年03月2日

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2015年3月2日(月)、岡山市議会は2月定例市議会の開会7日目、個人質問3日目でした。

団の事務局員である私は、団の市議の質問日には傍聴席で審議を見守っています。

いつも思うのが、議員の出入りが激しいなあ、朝10時にそろわないなあということです。

なので、今日は写真を撮ってみました。

写真は議場の中にあるパネルで、時計は現在時刻、オレンジの電光数字が市議の出席人数を表しています。

 

岡山市議会は定員52で欠員1なので、現職は51名です。(病気の届を出して、4年間ほぼ議会に出席していない方が1名おられますが)

 

3月2日、議長が開会を宣言した10時3分ごろの出席は40人でした(=11人欠)

その後の変化は、以下の通りです。

10:03ごろ 40人

10:07ごろ 44人

10:10ごろ 45人

10:35ごろ 49人

上記の間にも、頻繁に議員の出入りがありました。

議員の仕事が議会に出るだけではない、それはその通りですが、だからと言って議会に出るより優先される仕事とはいったいなんなのかとも思います。何をなさっているんでしょう。

 

こういった出欠状況は、インターネットやOniビジョンの中継では見えず、実際に傍聴席に座って初めて分かります。

こういう点からも、おおくのみなさんにぜひ一度市議会を傍聴してみていただきたいと思っています。

 

 

 

無断開発で土砂災害の危険、市の対応は? ~東つよし個人質問

15年03月2日

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3月2日(月)、2月定例岡山市議会の個人質問3日目、トップバッターとして東つよし議員が質問に立ちました。

南区飽浦で県の保安林や個人の土地の樹木まで無断で切り開き、沢まで埋められている問題があります。東市議は、岡山市の認識や業者への対応、土石流の災害防止と責任について市の姿勢を正しました。

東市議は現地が土石流の警戒区域に指定されていることも図示しながら、「もしいま局地的な豪雨などで土石流が起きたら、被害が発生してしまう可能性が高い、そうなったら市の責任も問われる、災害防止というならいまこそ行動すべき」と迫りましたが、市は「土地境界未確定の部分があり、そこをまず確定させる」「境界が確定したらそれぞれの所有者にしかるべき対応をする」との答弁を繰り返しました。

東市議の指摘する通り、何かあってからでは遅い問題です。しかも作業を強行しているのは、過去にも市内で違法残土問題を起こしていて市でも把握している業者です。東市議と団では引き続き、土地所有者や地域のみなさんの生命と財産を守るため、災害の未然防止策と業者対応を市に強く迫っていきます。

 

路面電車の駅乗り入れ問題では、12案が出ている現時点でも利用者増の見通しや事業の検証方法がはっきりしていないことがわかりました。どの案ならどれだけ利用者が増えるのか、案によっては岡山駅前商店街や地下街の回遊は減るのではないか、目的があってこそその目的の達成を図る検証があるのではないか、などの疑問に答えられず、とにかく事業を実施するんだとの答弁に終始しました。

当局は、それらは数案に絞った段階で検討すると答弁しましたが、それではそもそも数案に絞り込む基準は何なのかという疑念もわいてきます。巨額の市費投入が懸念される事業です。市はこういう疑念にも応えながら計画の検討を進めるべきです。

また、灘崎や瀬戸などの生活交通施策の進捗状況をただし、その促進を求めました。

 

市営住宅の問題では、浴槽設置を求めた東市議の質問に対し、「新年度からは、新規入居分については設置していく」と答弁しました。古い市営住宅は入居者が自費で浴槽をつけ、退去時に撤去しなくてはならなかったので前進です。

また、市営住宅の入居には連帯保証人が必要ですが、課税世帯でないといけません。やむをえない事情があればその限りでありませんが、窓口は指定管理者のため柔軟な対応ができていない実情も明らかになりました。

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(東つよし質問項目)

1 飽浦無断開発について

2 路面電車駅乗り入れについて

3 市営住宅について

 

東つよし質問原稿はこちら

2015.2月議会 個人質問(0302東つよし)(PDF232KB 4ページ)