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日本共産党 岡山市議団

16年02月

明日です! 最近のアベ政治ちょっとマズいんじゃない!?と思ってるあなたへ

16年02月19日

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岡山駅前(東西2か所)で、市民団体のみなさんが大宣伝を繰り広げます。

「私も何かしたい」「どんなことをやってるのか見るだけでも」etc.

ぜひ来てみてください!

 

日時 2月20日(土)13:30~

場所 ①岡山駅西口さんすて 岡山駅東口マツキヨ前

 

議会直前の変更は自民のおごり ~2月議会から代表質問を固定制に

16年02月18日

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今日の岡山市議会議会運営委員会(議運)で、会派代表質問の順番を現在のローテーション制から会派人数順の固定制に変更すること、それを来週から始まる2月議会から施行することが自民・公明・創政の多数決によって決定されました。共産は反対しました。市民ネットも反対意見を述べましたが、議決権はありません。

1月の議運のときに、2月議会の日程を協議して確認し、その時には初日に公明・創政、2日目に共産・自民、3日目に市民ネットと決定していたことを、開会のわずか5日前になって変更するものです。

議運が自ら決めていた日程を、開会の直前になって変えるというのは、議会の民主的運営とは相いれないものです。

また、議会の運営のやり方は、全会一致が大原則です。代表質問の順番をどうするべきかについてはさまざまな考え方があり、しっかり議論すべきであって、議論を尽くさないまま多数決で押し切るというのは、これも民主主義の本来のあり方を否定するものです。

議席の半数を占める自民党市議団は、このおよそ10か月の間に、議員の質問時間の削減など議会運営の改悪を、次々に強行してきました。内容の是非以前に、自らの主張だけを数の力で押し付けるやり方は、市民の代表としてふさわしい振いる舞いと言えるのでしょうか?おごりたかぶってものがみえなくなっているとしか言えません。

その自民党市議団の振る舞いに、「議論を尽くすべき」と声をあげる議員が少ないのも、情けないことです。

定例の市議選は3年後ですが、現状を見る限り、今後も自分たちに都合よい改変をたくらむことは十分考えられます。

いつの間にか、市民の声が市政に届きにくくなってしまわないか、市政のチェック機能が弱くなってしまわないか、いままで以上にしっかり見ていかなければいけません。

 

(控室の窓から) いよいよです!

16年02月17日

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明日発表される2016年度予算案と、明後日の委員会の資料が届きました。

膨大で、全部合わせると厚みも重さも片手には余ります。

 

いよいよです・・・。

これまでに出てきた資料は読み込んで、気になる点などを洗い出してきていましたが、正式なものが出てきたので、あらためて読み込んで、市民の暮らしと営業を守る観点から良い点、悪い点を見つけ出して、対案も考えていかなければなりません。

 

いよいよです!!

共産党市議団は、議員5名、事務局1名の少数会派ですが、それを言い訳にはできませんから、しっかり取り組んでいきます!

 

(催し物) 「3.11への祈り ~追悼と脱原発のつどい~」 3/12(日)に

16年02月16日

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まもなく、あの「3.11」から丸5年が経過します。

日付や人数や金額で語るべきことではありませんが。

 

さて、この岡山でも「失われた多くのいのちを悼み、一人ひとりができることを考えるために」と、行われるイベントがあり、その情報が入ってきたのでお知らせします。

日時・場所 2016年3月12日(日)

午前10時~・石山公園

午後1時~・岡山バプテスト教会

 

内容

10:00~トーク&ライブ

11:10~ウオーク(石山公園→岡山駅前)

12:00(昼食)※教会周辺に飲食スペースなど・有料

13:00~講演会 飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所所長)

14:30~追悼会

14:46【黙祷】

15:00~トーク&ライブ(蝦名宇摩さん、平井礼子さんほか)

16:30終了

 

主催・問合せ 3.11への祈りおかやま実行委員会(宮本龍門さん090-9461-8215)

 

午前10時~トーク、午後1時

 

 

 

 

子育ての情報が欲しいとき・・・あなたはどうしていますか?

16年02月15日

「こそだてポケット」ってご存知ですか?

こそだてポケット(おかやま子育て応援サイト)

岡山市の委託事業で運営されているホームページで、子育てにまつわる様々な情報を得ることができます。

イベント、子どもの体調で困った時、利用できる施設、どんな制度があるのかな、ほかのパパやママと交流したいなどなど、たくさんの情報が詰まっている「ポケット」です。

一度のぞいてみてはいかがでしょう。いつか、何かにつながるかもしれません。

 

 

 

(議会日程) 2月議会前常任委は19日(金)、建設委は18日(木)に路電で集中審議

16年02月12日

2月議会の開会(2/24)まで2週間を切りました。

19日には議会前の常任委員会が開かれる予定で、その議題も公表されました。

岡山市議会 委員会の開催案内

また、建設委員会は19日の通例の審議に加え、前日18日に路面電車の岡山駅前乗り入れ問題を議題とした委員会を開きます。

いずれも傍聴可能です。

2/18(木)13:00~建設委員会

2/19(金)10:00~各常任委員会

 

それぞれの委員会では、来年度に向けた予算やさまざまな重要施策がはなしあわれます。

ぜひ岡山市政に興味を持っていただき、傍聴においでください。

 

 

 

(控室の窓から) 「国保料 すえおき次は 引き下げへ」

16年02月12日

市内にお住まいの60代の男性から市議団に、来年度の国保料(国民健康保険料)がすえおきになることへの感謝と激励のお手紙をちょうだいしました。あたたかいお手紙ありがとうございます。

お手紙の中に4首の句が添えられていましたので、ご紹介しましょう。

 

ありがたや 国保すえおき 空青し

国保料 すえおき次は 引き下げへ

無限なり 市議と民との 結い力(ゆいちから)

安倍政権 不安倍増 震度4

 

今回の国保料すえおきは、市のとても大切な決断ですが、それでもまだ高すぎて払えないという市民の実態の解消にはいたりません。

市議団では引き続き、保険料の引き下げで市民生活を支えるよう力を入れて取り組んでいきます。

 

(控室の窓から) 国保会計への繰り入れは、他施策の犠牲の上に成り立っているの???

16年02月10日

昨日、大森市長が来年度の岡山市国民健康保険(国保)の保険料を据え置く方針を表明したことを、昨日や今日の新聞、テレビなどがそれぞれ報じました。私はその中で、ある新聞の解説記事に違和感を覚えました。

「国保会計は本来、保険料で賄うのが基本であり、ほかの施策を犠牲にして一般会計から多額の法定外繰り入れを続けるのは好ましいことではない」との一文があったのです。

これには制度への理解の不十分さや自治体行政への誤認識があるのではないかと思ったのです。

 

国保には、他の健康保険制度と異なる3つの構造的問題があるとされています。

 

1.保険料負担が重い

例えば給与所得者の多くが加入している健康保険(健保)は、保険料を事業主と被保険者が折半して負担しているのに対し、国保は全額を被保険者本人が負担しています。「会社を退職して健保から国保になったら、保険料が2倍近くに跳ね上がった」「国保に入ると保険料が上がってしまうので、任意継続をすることにした」などの話を聞くことは珍しくありません。それほど、国保の保険料は、金額としても大きいのです。

 

2.被保険者の所得水準が低い

保険料が高い一方で、国保の被保険者は、退職した人、年金生活の人、パートやアルバイトなど非正規で働いている人など、相対的に低収入の人が多いことが特徴です。

つまり、相対的に低所得の人が高い保険料負担を求められる制度なのです。

 

3.医療費水準が高い

加入者の特徴からは、医療費が大きくなりがちな傾向もうかがえます。現役世代が中心の健康保険に比べて、高齢世代が多いのですから。

 

みなさんは岡山市で国保に加入している方がどれぐらいかご存知ですか?

約71万人・31万世帯の岡山市民のうち、約15万人・10万世帯が国保の加入者です。

人口で2割、世帯で3分の1近くが加入する公的医療保険です。

また、岡山市の財政規模は、今年度の当初予算で約2850億円。そのうち国保会計への法定外繰り入れは28.5億円です。

 

相当数の岡山市民が加入している公的医療保険制度に対して、予算のうちの1%を投入することは、不適切なことなのでしょうか?

 

また、この制度を維持することは、他の事業より優先度を低くすべき事柄なのでしょうか?

ちなみに地方自治法には「地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする」(第一条の二)と書かれています。 岡山市がやるべきことの第一は市民の福祉増進だという意味のことが書いてあるのです。

さらに言えば、「他の施策を犠牲にして」という見方自体が、市民生活や地域のあらゆる分野を対象とする自治体行政を見る視点としてふわさしいのか自体、大いに疑問です。

 

これらのことは、自治体はよくわかっていますから、「法定内繰り入れ」とともに「法定外繰り入れ」を行って、制度の維持を図っているのです。全国で、「法定外繰り入れ」を行っていない自治体はほとんどありません。

 

国保制度を考えるうえで欠かせないポイントの1つは、国の責任です。国は以前は公的負担の2分の1を担っていましたが。現在では大きく後退しています。

1947年に施行された日本国憲法のもとで48年に国民健康保険法は抜本改正されました。その中には支払い能力の無い人に対して保険料を減免する規定が盛り込まれており、先にも述べた国保の構造的な問題を国は十分に認識していました。だからこそ多額の国庫負担が設定されていたのです。この考えは59年の新国保法にも基本的には引き継がれました。

しかし、その後、国が国庫負担の割合をどんどん切り下げていったのです。国が減らしていった分をそのままにすれば、財源不足か保険料高騰かしか道はなく、どちらにせよ制度が破たんしてしまいます。それを回避しようと法定外繰り入れが拡大していった歴史的な経過もあります。

 

岡山市では、国保加入者のうちおよそ2割強が保険料を滞納しているのが現状です。もちろん、法律や条例に基づいて国保会計を維持するのに必要だとして算出された保険料額ですから、払うべきなのは当然です。けれども、上にも書いたように、低所得なのに高い保険料負担を求められて、払いたくても払えない状況にある人が少なくないのです。

 

岡山市は、単に繰り入れを行うだけでなく、健診や後発医薬品の利用促進などで医療費の伸びをできるだけ抑える努力、納付相談やコンビニ納付などの収納率向上の努力などを地道に重ねています。

その中で、ここ数年は医療費の伸びが予測を下回り、新たな国の財政支援も始まったことなどから、今回、保険料の据え置きを決めたのです。

 

メディアの方々には、国保制度を論じるのであれば、制度の歴史や性格、地方自治体の本務などをよく理解した上で、加入者や医療機関にも取材するなどして、重層的で多面的な記事を書いていただきたいものだと思いました。

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