個人質問の「会派持ち時間制」で詳細を決定 岡山市議会議運
市議団事務局(東田) 16年06月1日
岡山市議会は1日、議会運営委員会(議運)を開いて、この間議論してきた個人質問の「会派持ち時間制」について、6月議会から導入することや詳細な内容を決定しました。
会派持ち時間制は、今年1月に自民・公明・創政が導入を強行したもので、共産党市議団は「個人質問の総時間数の削減」だとして反対していました。
(1月13日の団ブログ)
(1月15日の団ブログ)
会派持ち時間制は、所属する議員の人数×一定時間をその会派の持ち時間として、会派内で配分する仕組みです。
< 従来>
議員それぞれが30分の持ち時間(代表質問のある回と一問一答方式を選んだ場合は20分)。
<新>
会派の所属人数×20分を会派の持ち時間とし、その中で30分、20分、10分のいずれかの時間を選ぶ(一問一答の場合は20分限定)。ただし、会派所属人数からは、正副議長、正副議運委員長、監査委員の6名を除く。
たとえば共産党市議団の場合、5人×20分=100分が会派の持ち時間となり、
「30分が1人、20分が3人、10分が1人」というパターンや、
「30分が2人、20分が2人、質問に立たないのが1人」というパターンも可能となります。
共産党市議団は、10分枠を盛り込ませることや、人数を制限しないことなどを議論の中で盛り込ませました。