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日本共産党 岡山市議団

3月 3rd, 2017

3/6(月)は、田中、東議員が個人質問に

17年03月3日

傍聴案内(2017.02月 個人)

個人質問の3日目となる3月6日(月)に、党市議団からは田中のぞみ、東つよしの両市議が質問に立ちます。

市民の暮らしや教育、福祉に密着した問題を取り上げて論戦します。ぜひご覧ください。

●議場に傍聴に来る場合・・・傍聴手続きのご案内(市議会HP)

●インターネットで生中継を観る場合・・・岡山市議会インターネット中継(市議会HP)

●ケーブルテレビoniビジョンで観る場合・・・当日の午後6時から録画放送

 

<質問開始の見込み>

◆田中のぞみ・・午後1時頃

◆東つよし・・午後1時40分頃

(時間は前後する場合があります)

 

<質問項目(予定)>

◆田中のぞみ

1待機児童対策について

(1)緊急課題として全力をあげていますか?

(2)長期的な保育ビジョンが必要です

*待機児童解消に最も効果のある公私立認可保育園のフル活用や市立幼稚園空き教室の活用、そのための保育士確保など、まだ市が本気で取り組んでいない部分を追求し、施策の前進をめざします。あわせて、市の「900人以上確保」の中身をチェックし、保護者が求める質の確保を追求します。

*岡山市の保育需要見込みは、見直したとはいえ、2017年度をピークの右肩下がり。保護者のニーズや気持ちにまったくかみ合っていません。市の認識と需要予測の見直しを迫ります。

2岡山市の各制度における低所得者世帯の考え方について

*「就学援助は生活保護基準の1.3倍の世帯収入」「家庭ごみ袋の減免は生活保護基準の1.05倍」など、岡山市の低所得者世帯に対するさまざまな制度は、基準や考え方がバラバラで、中には、いわゆる「逆転現象」が起きているものもあります。低所得者世帯や実際に困っている層をしっかりとらえて福祉施策を講じるよう論戦します。

3岡山中央小学校の検証について

*市内中心部の5つの小学校を1つに統合してスタートした岡山中央小学校は、当初、最大でも800人程度を想定して校舎や施設がつくられていましたが、近年は900人を超えており、さまざまな特別教室や空間が教室に転用されたり、グラウンドの児童一人当たり面積が市内で最低となるなど、児童の学習や生活の環境にさまざまな課題が生じています。統合時のいきさつをきちんと検証して、二の舞にならないような今後の方針や対応を求めて論戦します。

4地域ねこ活動の普及について

野良猫を去勢する費用を助成することで減らしていくことをめざす「地域ねこ」活動が、市内でも少しずつ進んでいます。取り組む中で見えてきた課題を取り上げ、実態にあった施策の改善を目指します。

 

◆東つよし

1国民健康保険料について

(1)払える国保料に

(2)県単位化後の国保について

(3)国保運協について

*岡山市はこれで10年連続となる来年度の国保料据え置き方針を固めました。市民運動が勝ち取った画期的な成果ですが、それでも協会けんぽの約2倍という高さです。また、運営が、現在の市町村から2018年には県単位に変わることで、市の独自努力が弱まったり、結果として保険料が引き上げられたりすることなどが懸念されています。これらの課題を取り上げ、岡山市の考えをただすとともに、引き続き市民の暮らしをまもる国保運営を実現させるために論戦します。

2学童保育について

(1)運営委託について

(2)施設確保について

*岡山市では現在、市内の学童クラブのサービス向上のために、開所時間や職員処遇の平準化をめざして、運営の一部を委託する仕組みを作ろうとしています。また、就学前とならんで、学童保育でも「待機」問題は深刻で、クラブ室の確保など、多くの課題が発生しています。支援員の労働条件向上、クラブ室確保のための助成のルール、学校施設を活用する際の考え方、施設基準の向上などをめざして論戦します。

3高齢者施策について

75歳以上の方が加入する後期高齢者医療保険は、この4月から、これまでの保険料軽減措置が大きく後退し、人によっては保険料が5倍に跳ね上がるなどとされています。安倍政権の社会保障「改悪」の一環ですが、住民の命と暮らしを守る自治体が、これに無策でよいはずがありません。岡山市の姿勢をただします。

 

 

 

 

 

 

【質問資料】 2017年2月議会 個人質問 河田正一(3/3)

【質問原稿】 2017年2月議会 個人質問 河田正一(3/3)

17年03月3日

【質問原稿】 170303個人質問(河田)

 

1.御津虎倉産廃について

(1)管理型処分場

岡山市はH27年12月に、西日本アチューマットクリーンの管理型処分場建設許可を「職権取消」しました。

ア 行政行為による取消には、裁判所による取消と行政庁による取消があり、行政庁によるものを職権取消と呼びますがこの認識に違いはありませんか。

イ 行政的な取消と撤回の違いは何ですか。

 

(2)安定型処分場

エヌエス日進が御津虎倉に安定型処分場を造ろうとしています。

ア 御津虎倉字中尾谷の産廃処理施設設置許可申請の概要を明らかにしてください。

イ この処分場は許可済みの容量はすでに埋め立てが終わっています。既存計画の埋め立て地面積、埋め立て許可容量、許可日及び埋立終了日、廃止日を示してください。

ウ 今回告示縦覧された計画は、増設計画または新設計画のどちらとして取り扱っていますか。

エ 環境保全調査はいつ調査しましたか。告示縦覧には供しましたか。環境保全調査と環境影響調査(環境アセス)はどのような違いがあるのですか。

オ 容量の大幅増であるにもかかわらず、地元同意等を新たに聴取していないが、一度同意すればその後の変更手続きに対し地元は異議を唱えることはできないのですか。

 

 

2.ごみ処理広域化に関係して

(1)広域化計画

新年度予算に「ごみ広域化対策事業」が14,530千円計上されています。玉野市、久米南町を含めた広域処理施設の整備を計画で、岡南環境センターの建て替えを想定しています。

2市1町の可燃ごみは、H25では225,253tです。岡山市が91.1%、玉野市が8.3%、久米南クリーンセンターが0.5%です。

ア 玉野東清掃センターの現地調査結果を見ると、処理率は60~70%、土石流危険地域にあり、旧耐震であるが耐震診断はしていない。コンクリート鉄筋破断や剥離、クラック等があり早期の対応が必要と受け取れます。もしそうならば、10年後に新焼却施設を作ってから受け入れるというのは遅すぎるのではありませんか。

イ 久米南の組合クリーンセンターは、10年以上もち、焼却は100%可能で問題はほぼないとなっています。

広域化計画に加えることについて必要性は薄いように受け取れます。今、広域化計画に加えている意味を示してください。

ウ 岡山市の3焼却施設での焼却能力は、970t/日ですから、64%の稼働で22万5千tの焼却は可能な計算です。3施設7炉の稼働日数は234日から264日とまちまちですが、平均すると247日です。すなわち年間118日間炉は休止しています。68%の稼働状態です。点検のための休止期間が必要なのは理解しますが、焼却炉の規模は現在でも十分な余裕があります。既設の7基の焼却炉を効率的に運用し、適度の長寿命化とゴミ減量化を行えば焼却場建替えは当分回避できるのではありませんか。

エ 公共施設マネージメントの方針からしても、広域化を旗印とした新焼却場建設ありきの計画は慎重に対処すべきです。そして何よりも、廃棄物の発生抑制をはじめとした4R推進でごみ排出を削減することが求められる中、循環型社会形成基本法に沿って広域化計画を見直ししませんか。

 

(2)家庭系ごみ減量化について

新たな計画を策定するに当っては、将来のごみ需要を見極め、無駄な投資にならないようにする必要があります。そのためにもゴミ減量化に一層取り組むことが求められます。

我が党市議団は、先日鹿児島県志布志市を視察しました。この市ではごみ焼却場を造らないとして徹底した減量化で、最終処分場の延命化を行っています。生ごみはすべて水切りを行い剪定枝、雑草を混ぜて堆肥化しています。厨芥類が40%を超していましたが、厨芥類の埋立が無くなると共に分別の徹底で、最終処分場の寿命が10年から30年以上になりました。処分場の悪臭発生が無くなりました。志布志市が行っているゴミ対策の取り組みについて学ぶところは大きいです。

廃プラも分別し、容器リサイクル法に基づく物は資源として売却しています。その結果1世帯当たりのごみ処理費も全国平均の約半分で、その上、売上金を環境対策助成金として各環境自治会に配分までしています。更に、紙おむつのリサイクルにも取り組んでいます。

岡山市のごみ量は、リバウンド傾向にあると言われています。

ア 家庭系ごみの減量化には、新たにどのような対策を考えていますか。

イ 「分ければ資源、混ぜればごみ」との標語は環境行政ではよく言われています。廃プラ、容器リサイクル法の包装紙、紙おむつなどのごみ処理を、岡山市は今後どのように行おうとしていますか。

 

3.事業系ごみの適正化について

家庭系ごみは増減を繰り返し、横ばい状態ですが、事業系ごみが増えています。

11月議会で、事業系ごみの焼却場搬入にあっての不適切な例を挙げました。引き続いてこの業者の件で質問します。

A社の或るパッカー車は、岡山市には自重3,870Kgと登録してあります。この同じ車が民間の古紙再生会社B社並びにリサイクル会社C社にはいずれも3,810Kgで登録されています。

60Kgの差です。1日に6回程度焼却場に搬入するそうです。一日で1車が360Kgの差です。A社は7台所有しています。仮に4台が市の焼却場に搬入していると、1日1,440Kg、年間300日稼働で432,000Kgになります。ごまかした金額は1年間で560万円にもなります。これは明白な詐欺行為です。

しかもこのA社は、従業員にひどい働かせ方をしています。一番ひどい人では月75,000円で、月156時間働かせています。時給換算で480円です。最賃法に違反しています。

ア A社の事例を市は不正として認識していますか。

イ 不正により焼却手数料をまぬがれていた差額を市は請求しますか。

ウ 市はA社を刑事告発しますか。

エ この事例を今後は起こさないために早急に搬入時と退出時の2度量りを実施すべきです。対応をどのようにしますか。

 

4.新斎場用地について

新斎場候補地のH28年8月と9月の可燃性ガス等調査結果について質問します。

8月26日に0.0018%だったメタンガスが9月7日には4.3%と12日間で2400倍になり、労働安全衛生規則の目安値1.5%を大きく超えています。

ア この調査は何を目的とした調査ですか。

イ メタン、二酸化炭素、酸素、硫化水素は量られていますが、100%にはなりません。不足分のガスは何なのでしょうか。窒素だけだとするとその根拠は何ですか。

ウ 調査結果について、「労働安全衛生規則を超える地点があったものの、継続的なガスの発生はありませんでした。」等はどこが行った考察ですか。

 

 

 

毎月3日は「アベ政治を許さない」 3/3(金)は、12:30~岡山駅前

17年03月3日

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作家の澤地久枝さんがよびかけ、俳人の金子兜太さんが揮ごうした書を掲げる毎月3日の「アベ政治を許さない」日。

今日3月3日(金)に岡山駅前では12:30~13時頃までの予定でスタンディングが行われます。