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日本共産党 岡山市議団

'市民運動' カテゴリ

【催し物】 行動も学びも 多彩な11/3 スタンディングや憲法のつどいなど

16年10月31日

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11月3日は「文化の日」ですね。なぜそう呼ばれているのかは、別稿に譲るとして、今年のこの日、岡山市内や周辺では、さまざまなイベントが盛りだくさんです。

その中で、企画を2つご紹介します。

 

◆毎月3日は“アベ政治を許さない”◆

作家の澤地久枝さんが提唱し、俳人の金子兜太さんが書いた「アベ政治を許さない」プラカードを掲げてスタンディング。

<とき>1月3日(木祝)12:30~13:00

<ところ>岡山駅東・マツキヨ付近

<参加>どなたでも自由に、飛び入りOK。手ぶらでOK。

<主催・問合>ストップ戦争法!総がかり行動岡山実行委員会(岡山県労会議086-221-0133、県平和センター)

 

◆憲法公布記念のつどい◆

明治大学教授の浦田一郎さんの講演「安保法制の成立後、今何が問題か」や、

おかやまいっぽんの宮本龍門さんのお話「さらに前へ 参院選報告と今後の取組」を中心に、

フロア参加者との意見交換や、合唱などがあります。

<とき>11月3日(木祝)13:30~16:15

<ところ>岡山県総合福祉会館(北区石関町2-1)

<参加>前売800円/当日1000円(高校生・大学生・障害者500)、託児300円(要予約)

<主催・問合>同実行委員会(自治労連岡山県本部086-223-0911)

 

 

 

 

国保運協の議事録 公開はじまる  議論の質向上には公募委員の導入を

16年10月27日

岡山市民の3分の1近くが加入する国民健康保険(国保)。

その運営について協議する岡山市国民健康保険運営協議会(国保運協)の議事録が、初めてインターネット公開されました。

「市民生活に大きな影響のある国保についてどんな議論がされているか、公開すべきだ」という市民団体や党市議団の長年の要求が実ったものです。

8月18日に開催された今年度第1回の国保運協の議事録は、下のリンクをご覧ください。

http://www.city.okayama.jp/hofuku/kokuho/kokuho_00176.html

 

中身を見ると、医療費の支出をどうやって減らしていくかなどについて議論されている様子が、7ページ近くにわたって読み取れます。

一方、その次の議題である2018年度からの「都道府県化」については「質疑なし」の一言です。

 

もちろん、医療費分析とそれへの対応は、国保財政の健全化の面からも大切な議題ですし、おおもとを言えば岡山市民の健康を維持するためにどんなことができるかというとても大切なテーマです。

けれども、国保の都道府県化も、それに劣らず重要な課題です。都道府県化以降は、県が示す標準保険料に合わせていく方向ですから、岡山市の保険料が引き上げられる可能性があるなど、さまざまな影響が想定されます。いま、県と各市町村の間で、さまざまな議論や作業が進んでいる最中のはずで、その状況を尋ねたり、内容に意見や提案を言っていくことも岡山市国保運協の大切な役割のはずです。

それが「質疑なし」では、とても残念なことです。

 

「議事録公開」も元々は、議論の質をさらに向上させていくための情報公開です。

市議団は市民団体のみなさんとも連携しながら、国保運協へ意欲と見識のある市民が参加できるよう公募制を導入していくことなど、引き続き求めていきます。

 

【イベント】 市民協働の「推進計画」について一緒に考えませんか? 11/1にフォーラム

16年10月25日

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●●平成28年度 市民協働フォーラム「協働推進計画」を考える!!●●

◆日時 2016年11月1日(火)13:30~16:00

◆場所 岡山市役所・7階大会議室

◆参加 無料

◆内容 ①「協働推進計画」素案の説明、②パネルディスカッション「協働推進計画でめざすもの」、③ワークショップ

◆申込・問合 ESD・市民協働推進センター(電話086-803-1062、メールesd-smc@googlegroups.com)

企画チラシ(PDF)

 

岡山市では、この4月に施行された「岡山市協働のまちづくり条例」にもとづいて、市民と行政が協働してさまざまな地域課題の解決にとりくんでいます。

そして、さらに条例を具体化するための「協働推進計画」を策定中で、その内容をより良いものにするための市民参加のイベントを開きます。

どなたでもご参加自由です。

平日の日中ではありますが、ご都合のつく方はぜひご参加ください。

 

 

 

真夜中に労働相談 弁護士が対応 11/4に

16年10月21日

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「真夜中の労働ホットライン」

◆日時 2016年11月4日(金)午後9時~5日(土)午前2時

◆主催 ブラック企業被害対策弁護団

◆電話番号 03-3503-3370

 

「過労死しそうなほど働いている。でも、時間がなくてどこにも相談できない」と苦しんでいる方に向けて、弁護士グループが真夜中に電話相談に無料で応じます。(通話料金は掛かります)

長時間労働のほか、パワハラ・セクハラ、不当解雇などの相談もOKで、ご本人だけでなくご家族からの相談も受け付けるそうです。

 

つらい思いをしながら働いている方は、あきらめないでぜひ一度お電話を。

「知り合いの働かされ方が心配だ…」という方は、ぜひこの情報を知らせてあげてください。

 

減免制度を周知しないのは問題だ ~市民団体が国保問題で岡山市と懇談 10/19

16年10月19日

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岡山市社会保障推進協議会(市社保協/竹永徹会長)は10月19日、岡山市の社会保障各分野の施策前進をもとめて、岡山市と懇談しました。市社保協が事前に提出していた要望書に対する市の回答をもとに、国民健康保険(国保)問題などで意見がかわされました。日本共産党岡山市議団の河田正一、竹永みつえ、林じゅん、田中のぞみ各市議も同席しました。

 

市社保協の参加者からは切実な生活実態とその中で保険料納付が厳しい事例が具体的にいくつも出され、制度の運用を実態に見合ったものとするよう求める声が相次ぎました。

また、国保の料金は前年度の収入によって決めらており、災害や事業の倒産、失業・退職などで収入が激減した場合には保険料の減免制度があります。この減免制度が十分に周知されていない実態もあらためて明らかとなり、「現在すでにある制度なのだから、ホームページやパンフレット等にわかりやすく掲載するなど、周知に努めるべき」と指摘されました。

 

市議団では、今日お聞きした市民の生活実態や制度運用の状況、岡山市の考え方や今後の方向性などを参考に、引き続き、制度改善をめざして政策や施策の研究と議会論戦に取り組んでいきます。

 

「瀬戸芸」まだまだ 会場へは公共交通で 便利なアクセスマップを手に楽しんで

16年10月17日

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瀬戸内海東部の島などを舞台に3年に一度開かれている現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭2016(通称「瀬戸芸」)は現在、春・夏に続く秋会期(10/8~11/6)の真っ最中です。

舞台となっている島々の大半は香川県なのですが、島に渡るための船便は、岡山側からもいろいろ出ています。宇野(玉野市)や児島(倉敷市)、日生(備前市)をはじめ、岡山市内では新岡山港からフェリーなどが出ています。

そしてそれぞれの港に行くためのバスや鉄道は岡山駅などが起点となっています。

この、鉄道・バス・様々な交通機関を網羅して、現地へ行くまでのルート、それぞれの交通機関の乗り場の地図、時刻表などをまとめた「備讃瀬戸アクセスマップ 夏秋編」を、NPO法人公共の交通ラクダ(RACDA)が発行、配布しています。

 

瀬戸内国際芸術祭2016 備讃瀬戸アクセスマップ発行のお知らせ

(RACDAホームページ)

 

夏秋版あわせて約2万2千部作成し、乗換駅や観光案内所、宿泊施設などで配布しているとのことです。

 

市議団にも数部いただきましたが、春会期のときと同様に、初めてこの地域に来られる方でもこのマップを手に動けば、目的地にちゃんと着けるだろうなと思えます。RACDAさんはおよそ20年にわたって地域の交通について研究や提言を積み重ねているNPOで、瀬戸芸のアクセスマップも前々回(2010年)、前回(2013年)に続き、自主制作されています。

マップの表紙には、エリアで運行されている鉄道やバス、フェリーのイラストが掲載されており、保存版にもできる楽しい仕上がりになっています。

 

秋会期は11/6の最終日までまだ約3週間あります。ぜひこのマップも手に入れていただき、瀬戸芸を楽しんでください。

 

◆問合せ RACDA備讃瀬戸アクセスマップ担当(会長 岡將男さん 090-3743-4778、メール okj165@poppy.ocn.ne.jp

 

国保ロングラン宣伝に市議も参加 「払える国民健康保険料に引き下げてほしい」 切実な声を市に届けよう

16年10月12日

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みなさんが加入している「健康保険」は何ですか?

「ア〇〇ック」とか「〇〇生命」とかは違います。それらは民間の保険ですね。

そうではなく、病院にかかるときに持っていく保険証のもとになる公的な(=健保組合や市町村が運営している)医療保険のことです。

この健康保険の1つに75歳未満の退職した方やパート・アルバイトなどで会社の正社員が入っている保険に入れてもらえない方、無職の方などが入る「国民健康保険(=国保)」というのがあります。

この「国保」に入っていれば、病院にかかるときには、窓口で支払うのは医療費全体の3割で済んだり、年1回の健診に補助があったり、出産やけがなどの際に給付があったりします。

ご自身が加入し、保険料を払っているという方や、家族の扶養として使っている方もいらっしゃると思います。

あるいは、さまざまな事情で入っていなかったり、保険証を取り上げられたりしていて、もしも病院に行ったら「全額自腹」になってしまう方もいらっしゃるかもしれません・・・。

 

この「国保」は現在、市町村が運営主体(=保険者といいます)で、そこの住民(=被保険者といいます)から集めた保険料+国などからの財政支援+自治体の持ち出し(=法定外繰入といいます)などを収入として、支出(=被保険者が使った病院代や薬代、健診代などの費用)をまかなっています。

 

他の健康保険には、例えばたいていの民間の会社員が加入する「けんぽ」や、大きい企業や自治体などは単独(または連合して)「〇〇健保組合」をつくり、その組合が保険者で従業員が被保険者という形のものがあります。

これらの健保と国保には、構造上大きな違いがあります。それは、なんでしょう?

1つは被保険者。それぞれの健保は従業員です。それに対して国保は退職後の人やパート、アルバイトなど会社の健保に入れてもらえない人が中心です。

そのことによって2つめ、主な年齢構成が変わってきます。健保の方は現役世代、国保は(全体には広いですが)高齢世代が多くなります。

さらにそこから3つめ、収入となる保険料が現役世代から集めるのと、高齢世代や非正規の方から集めるのとで違ってきます。

また4つめに、病院にどちらかといえばかかりにくいか、それともかかりやすいか、あるいは病院にかかったときに時間やお金がどのようにかかるかにも傾向の違いがあります。

 

こういった構造上の性質から、国保は、どちらかと言えば収入部分が弱く、支出部分が大きくなる傾向があります。

このため、国保には国からの財政支援と市町村の補てんが制度上あります。

けれども、国はこの数十年間財政支援をだんだん切り下げてきました。もともと1/2程度と言われていたのがおよそ1/4に下がっています。

一方で、高齢化、非正規化の進行で保険料収入が不安定になるとともに、治療や薬の発展により医療費支出の増加が続いています。

こういったことを踏まえて、全国の自治体は、それぞれの実情に応じた補てん(繰入)を行ってきました。

岡山市でもこの繰入を義務的なものとそれ以上に制度維持に必要なものとをあわせて繰入を行っています。

 

一方、岡山市の国保の保険料は、例えば夫婦と子ども2人の世帯で年36万円など、健保の約2倍で、とても重たい負担になっています。

 

岡山市の繰り入れと制度維持のさまざまな努力は、9年連続の保険料据え置きとなって表れており、全国的にとても優れたものですが、一方で「払いたくても払えない」という世帯も多く発生しており、現在ではおよそ15世帯に1世帯が保険料を滞納している状況です。

 

今日とりくまれた「国保ロングラン宣伝」は、「高すぎる保険料を引き下げてほしい」「そのために岡山市もがんばって」という署名を集めるキックオフです。

医療や福祉の前進を願う市内の団体や個人が結成している岡山市社会保障推進協議会が呼びかけている署名で、会員団体のみなさん方がかわるがわるマイクを持って訴えました。

日本共産党岡山市議団の河田正一、竹永みつえ、林じゅん、田中のぞみ、東つよし各市議も参加し、それぞれの想いを伝えながら署名を呼びかけました。

 

署名は来年1月頃までをめどに取り組み、市長に提出する予定です。

ぜひみなさんのご協力をよろしくお願いいたします。

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今年の国保署名スタート 今年の署名は特別な意義が 明日12日は市役所南でロングラン宣伝

16年10月11日

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「高すぎる国民健康保険料を引き下げてほしい」という願いを市長に届ける国保署名が今年もスタートします。

明日12日には、市役所南の大供公園前で、朝10時頃から夕方まで署名を訴える活動が計画されています。通りがかった際にはぜひご協力ください。

 

岡山市では2007年から9年間保険料が据え置かれてきています。市では以前はやっていなかった「政策繰入(法定外繰入)」を行っています。

市の努力を支えている力の一つが、毎年3万筆前後にのぼるこの国保署名です。市民の切実な声が市政を動かしている実例の1つです。

2015年度の法定外繰入は約28億円で市の予算全体のおよそ1%、市長は「県内の市町村でこんなに繰り入れているところはない」と言いますが、制度の経過や医療費など構造が市町村ごとに大きく異なる中で、単純比較はできません。また、皆保険の医療制度を維持することは、市町村の大切な役割だということは指摘しなければなりません。

 

この9月議会では市議団の田中のぞみ議員の質問に対して大森市長が「法定外繰入は限界に近づいている」とも答弁し、来年度予算の中での繰入額の抑制やその結果としての保険料引き上げといった気配をにじませています。

このため、今年の国保引き下げ署名は、例年に増して特別な意義を持っています。あらためてご協力をぜひいただけますよう、呼びかけます。

 

 

 

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