市議団事務局(東田) 15年05月13日
改選前最後の議会だった2月議会の報告会を以下の日程で、市内5か所で行います。
1.高島公民館・・・5月30日(土)午前10時から ★中区国府市場99‐5
2.百花プラザ・・・5月30日(土)午後1時から ★東区西大寺南1-2
3.御津ふれあいプラザ・・・5月30日(土)午後3時30分から ★北区御津金川529
4.岡輝公民館・・・5月31日(日)午後1時から ★北区旭本町1-80
5.岡南公民館・・・5月31日(日)午後3時から ★南区若葉町22‐16
全ての会場で共産党市議団の市議5人全員がそろって、各分野の報告を行います。
どなたでも参加できます。ぜひお誘いあわせておいでください。
(問合せ先)日本共産党岡山市議団・控室086-803-1707
市議団事務局(東田) 15年05月12日
5月12日の「しんぶん赤旗」に、東京・世田谷区の保坂展人区長が大阪で行った講演の要旨が紹介されていました。
岡山市の今後の発展にも参考になる記事ですので、要約して少しご紹介します。
講演は、「府民のちから 2015」が大阪市内で10日に開いた住民投票緊急セミナーで行われたものです。
「特別区は現在、東京にしかない。もとは戦時下で戦争遂行のための非常事態ということでつくられた。戦後いったん公選制になったあと廃止され、1975年に公選制が復活して、自分は3代目。数々の自治権拡充の運動やたたかいで2000年にようやく基礎自治体としての位置づけが与えられた」
「世田谷区は人口88万。政令市でも世田谷区より人口が少ないところがたくさんある。ところが首長である区長の権限は、市町村長以下の部分が歴然。税収も非常に限られている(特別区民税、たばこ税、軽自動車税など)。大きな財源(固定資産税や法人住民税など)は区に直接入らない。東京の場合は45%を都がとるが、どう使われたか分からない」
「地域活性化の施策をうとうとしても、固定資産税を有利にすることもできないし、そもそも街づくりの初歩中の初歩=用途地域ですら自分たちで決められない」
「いまの大阪市、壊すのは簡単だけれど、1回壊したら元に戻すことはできない」
「都市や自治体の改革は必要だが、方向をしっかり見定めれば、例えば大阪市の24区役所がより住民参加を拡充し、自治権をしっかり持ってやっていくことができる」
「私は、都区制度はモデルではなく、歴史的には終わりを告げつつある制度だと思っている」
岡山市の人口は約71.5万人で、4つの区があります。
保坂区長のお話は、様々な制度や法令の中で苦労しつつ財源の確保に知恵を絞り、住民自治の発展をめざしてきた特別区の実態を具体的に示しているものではないでしょうか。
岡山市の発展は、住民による自治の発展と重ねて進んでいくべきものです。直接には「大阪市がなくなるのかどうか」という大きな問題に対するご意見ですが、岡山市にとっても多くの示唆を含んでいると思えたのでご紹介しました。
記事のデータはこちら(pdf)akahata150512
市議団事務局(東田) 15年05月12日
「第2回新しい文化芸術施設の整備に係る候補地検討会」が、5月13日(水)午後3時から市役所本庁3階第3会議室で開かれます。
現在の市民会館と市民文化ホールが老朽化や耐震性の問題で建て替えが必要ですが、現在地での建て替えが困難で、新しいところに移転する計画です。その候補地が3か所あがっており、絞り込むための検討会が開かれています。
前回4月の第1回では3案それぞれのプレゼンテーションがあり、検討委員との質疑がありました。
今回の第2回はそれを受けて、よりつっこんだ質疑が行われる予定です。
そのあと第3回を6~7月ごろに開いて検討会としての意見をまとめ、市長に伝えることになっています。
5/13の回は途中まで公開されており、どなたでも傍聴できます。
ぜひ多くの市民のみなさんにおこしいただきたいと思っています。
市議団事務局(東田) 15年05月11日
5/14の臨時岡山市議会に向けた準備の一環として、会派代表者会議が開かれました。
市議会前の議題の確認などは、「議会運営委員会」という会議で協議するのが通例ですが、今回は改選後初の議会であり、所属委員会なども臨時市議会で決まるため、代表者会議が代行する形となっています。
会議では、岡山市が提出する予定の議案について確認されました。
・平成27年度岡山市住宅新築資金等貸付事業費特別会計補正予算(第1号)について
・岡山市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
などです。
また、新たに設置する調査特別委員会の名称や調査項目の案も示され、各会派で持ち帰って、5/13にあらためて代表者会議を開いて意見を持ち寄ることとなりました。
4年前の改選後初議会では、正副議長選で大もめし、議事が深夜~翌日におよびました。
今回こそは、市民に理解できる道理の通った議長選や委員会構成が求められます。
市議団事務局(東田) 15年05月11日
このブログでも催し物として紹介した、「食の安全と日本の農業を考える」という学習会に参加してきました。
講師の八田純人さん(農民連食品分析センター所長)は、私たちをとりまいている食と農の問題について、実験も交えてわかりやすく話されました。
会場は八田さんの話に、歓声やため息を漏らしながら聞き入っていました。
(写真1)講師の八田純人さん。岡山にも縁が深いそうです。毎年バイクで岡山にも来ていたとか。
![IMG_0050-2](../../../../../wp-content/uploads/2015/05/IMG_0050-2-380x285.jpg)
(写真2)コンビニエンスストアのおにぎりが、いつまでもつやつやでベトッとしない訳は・・・おにぎりを水に入れたら水面に油の膜が!
![IMG_0076-2](../../../../../wp-content/uploads/2015/05/IMG_0076-2-380x213.jpg)
(写真3)八田さんが手に持っている写真に写っているのは? ・・・正解は「柿の種」(おつまみの)。新潟の某社はこれを輸入して自社工場で醤油などと絡めて製品化しているとのこと。
![IMG_0078-2](../../../../../wp-content/uploads/2015/05/IMG_0078-2-380x285.jpg)
八田さんは、スーパーや格安店で売られている食品や食材の裏側、実は様々なものが輸入されている事、遺伝子組み換え植物の種子が陸揚げした港や工場付近でこぼれて自生していること、食品添加物の表示のことなどを、たくさんの写真や自身の実態調査の話などを交えて、縦横無尽に話されました。
そして、日本がTPPに加わったならば、食料自給率の問題だけでなく、食品表示など食の安全にかかわることにも致命的なダメージがあることを力説されました。
90分の話があっという間におわったかと思うほどおもしろく、まだまだ続きを聞きたいと思える、楽しい(しかし中身は深刻な)学習会でした。
農民連食品分析センターは、試料を送っての分析もしてもらえますが、私たちが手軽に使うことのできる検査キットの販売などもしています。
身近な食品や環境を自分たちでも検査しながら、食と農の問題を考えていく、そんなきっかけの1つとなりました。
「農民連食品分析センター」のホームページはこちらhttp://earlybirds.ddo.jp/bunseki/
市議団事務局(東田) 15年05月8日
5月8日の午後、市役所内で初めての岡山市総合教育会議が開かれました。
教育長を含む5人の教育委員と市長がメンバーで、事務局として教育委員会事務局とともに市長部局である総務局が就いていました。
約1時間20分ほどの議論は、会議の招集権者であるとして大森市長が進行役をつとめ、要所要所で自身の意見や質問をはさみながら、議論を進めていました。
配布された資料は、岡山市の子どもや学校の現状を示すデータなどです。
議論では、子どもの学力や問題行動、教員の多忙さなどについて、メンバーそれぞれから問題意識が出されました。
また、地域協働学校のなど取り組みの評価や、総合教育会議になったことで、教育委員会のときには「超えられないカベ」だった予算措置を伴う議論もできるのではないかという期待感が示されました。
会議のまとめで市長から、次回以降の進め方として4つの検討点が出され、次の会議で議論されることになりました。
・教育の専門家の意見を聞く
・様々な課題の原因を探るためのアンケートを取り組む
・教育関係以外の様々な人(企業人とか一般市民とか)の意見を聞く
・教員からヒアリングする
議論の中で委員のおひとりから、「資料にはないが」として、子どもの貧困やその世代間連鎖への対応なども出されたのを聴いて、会議の議論はそこに出ている資料によって規定される部分があるなと、ちょっと脱線気味な感想も持ちました。でも、この方の指摘は的を射ていると思います。子どもの貧困問題はとても重要な課題で、ぜひ岡山市として力を入れていただきたいと思います。
冒頭で事務局から、総合教育会議の設置の趣旨に関連して、「会議を公開し、広く市民に知ってもらうことで、岡山市の教育への関心を高めてもらいたい」とありましたが、傍聴者は私を含め3人。
もちろん、連休明けの平日の午後ということで、日程的なこともあるかもしれませんが、次回以降傍聴する人が増えるといいなと思っています。
傍聴はどなたでもできます。手続きは受付名簿に名前を書くだけ。興味を持たれた方は、ぜひおいでください。
![sogokyoikukaigi150508-2](../../../../../wp-content/uploads/2015/05/sogokyoikukaigi150508-2-380x285.jpg)
![sogokyoikukaigi150508-1](../../../../../wp-content/uploads/2015/05/sogokyoikukaigi150508-1-380x285.jpg)
市議団事務局(東田) 15年05月8日
先月の選挙で選ばれた46人からなる岡山市議会は、今日の昼までに会派構成がかたまりました。
敬称略で届け出順に、
自由民主党岡山市議団・無所属の会 17人 団長=宮武博、幹事長=浦上雅彦
公明党岡山市議団 8人 団長=則武宣弘、幹事長=田尻祐二
日本共産党岡山市議団 5人 団長=河田正一、幹事長=林潤
新風会 6人 団長=森田卓志、幹事長=吉本賢二
市民ネット 3人 代表=下市このみ、幹事長=鬼木のぞみ
おかやま創政会 6人 代表=楠木忠司、幹事長=小林寿雄
その他会派 熊代昭彦(市民の党「自由と責任」)
改選前の「明政クラブ」に「市民ネット」から2人の議員が移り、会派名を新しく「おかやま創政会」としました。