市議団事務局(東田) 16年11月11日
今週の常任委視察に続き、来週は調査特別委員会(大都市特別委を除く)が所管事務に関して、全国の自治体の取り組みを視察に行きます。
それぞれ濃い内容ですのでしっかり学んで、岡山市の施策向上に活かしてもらいたいと思います。
◆大都市制度調査特別委は8/1~3に、札幌市、川崎市、浜松市などを視察しました。
◆多様性のある社会実現調査特別委(11/15~17)
・那覇市「性の多様性を尊重する都市・なは宣言等の取組」、「(現地視察)相談・受付状況」、「琉球朝日放送記者、当事者団体との意見交換」、「琉球大学法科大学院と市との連携・協力体制」など
◆岡山市へ人を呼び込む魅力調査特別委(11/15~17)
・長岡市「ながおか・若者・しごと機構」「移住、定住支援」など
・さいたま市「(現地視察を含む)さいたまトリエンナーレ2016」など
・千葉市「海外集客プロモーション」など
◆防災対応力調査特別委(11/15~17)
・熊本市「熊本地震の概要と復興の状況」など
・佐賀市「排水対策基本計画」「(現地視察)市水防センター」など
・広島市「平成26年豪雨による土砂災害と危機管理の取組」など
委員会の構成
市議団事務局(東田) 16年11月11日
岡山市議会総務委員会は、所管している事項について、委員会を開いて審議します。
◆日時 2016年11月14日(月)午前10時~
◆場所 総務委員会室(議会棟2階)
◆主な議題
●岡山市国土強靭化地域計画(骨子案)について
●岡山市公共施設等総合管理計画(仮称)(骨子案)について
●岡山芸術交流2016について(中間報告)
委員会の案内
委員会はどなたでも傍聴できます。(岡山市議会では委員会のインターネット中継はしていません)
開会1時間前からの受付時間中に、議会棟2階受付に申し出ればどなたでも傍聴することができます。
傍聴の手続き方法
「国土強靭化計画」は、大規模災害への備えをハード・ソフト両面からすすめるための計画を立てるものです。
「公共施設管理総合計画」は、公共施設の老朽化や新たな施設のニーズへの対応を、今後の人口動態などを踏まえて考えようとするものです。
かなり乱暴に単純化すると、「国土強靭化」は新たな公共事業で行政の支出を増やすもの。逆に、「公共施設管理計画」は、市内の公共施設を集約化、複合化したりして行政の支出を減らすものという言い方ができます。
一方で、市全体やそれぞれの地域にとって必要な施設が、今後も存続するのか、廃止されるのかという課題にも直結します。
この両計画が出来上がった後は、市のすべて公共施設や道路・橋などの存廃や民営化を含めた管理のあり方の外枠が決まるわけですから、非常に重要な計画です。
本来は、十分な市民的議論を経た上での策定が求められるべきです。
両計画は、今後策定までにパブリックコメント(意見募集)が予定されていますが、この委員会もぜひ傍聴いただき、議会がどんな議論をしているか、市民の眼でチェックしていただきたいと思います。