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日本共産党 岡山市議団

'団日誌' カテゴリ

値上げの秋!?―下水道料金、ゴミ収集有料化、そして後期高齢者医療保険料

07年10月30日

 ガソリン値上げの報道があった。寒々としてくる。
 岡山市では、下水道料金値上げ(20立方m/月で約300円)、ゴミ収集有料化(平均で540円/月)が議論になっている。11月議会で提案されそうな様相である。当局はいう「厳しい財政事情で…」と。はたして、当局は市民の苦しい生活事情をどれぐらい承知しているのか。
 市民税で42億円、国保料で8億円今年は昨年比で市民の懐から消えた。つまり、負担増になっている。他にガソリン代や灯油やパン、力ップヌ―ドルまで値上げだ。庶民はそれでも、たくましく、つつましく生きている。1きれのサバを2回に分けて食べ、食事を2回に減らしてしのぐ。風呂の回数すら減らして生きているのだ。
 そこへ、逃れられぬ下水道やゴミ収集の値上げ!?―これ以上何を削ればいいのか…。
 ある人が言う。「市はお金がないというけど、駅の周辺、とりわけ西ロの開発には税金は使われてないのか。あそこに税金を使っておいて、お前らの暮らしには使わないといわれても…。納得できん!!」そのとおり!
 そろそろ後期高齢者医療保険料も示される頃。国の平均は6200円/月だが、岡山は少しそれより高いのではないか…。気がかりである。

年度途中の人事異動

07年10月29日

今日、11月1日付けの人事異動の広報連絡があった。今回は経営破たんしたシルバー人材センターへの職員派遣なのでうなづけなくもないが、高谷市政になってからの年度途中の人事異動は異常である。年度途中の職場移動となると、経験のない職員にとっては大変だと思う。普通、3年で移動が普通と言われているが、1年目で仕事関係の法律を勉強し、2年目で実務に慣れ、3年目でキチンと仕事がこなせるようになると聞いている。そうすると、ひんぱんな途中移動は本人もかわいそうだが、結局は仕事の停滞を産み、市民に被害が及ぶことになる。その原因は相対的な職員の能力不足(量・質双方)であり、年度途中の移動はそれに拍車をかける状態を産み出している。合併で職員は増え、借金も増えた。そのしわ寄せを職員の数減らしでしのごうとしている市政運営はいずれ破綻せざるをえなくなる。しかも、政令市になるといって、岡山県のやっている膨大な事務を市がやることになれば、仕事の停滞は目に見えている。解決の第1歩は3年採用凍結を一刻も早く解除することだ。

本日は一般会計、企業会計、建部町合併うちきりの各決算委員会が同時開催

07年10月23日

 本日は3つの決算委員会を開催。建部町の合併打ち切り決算委員会では、一般会計の歳入、歳出を議論。資料要求をしたのは3人の議員のみ。驚いた。
 議論の中で、町独自の高齢者、障害者の独自施策は多くが廃止、あるいは岡山市の制度へ統合(サ―ビス低下)をしていることを確認。「町民から、合併してサ―ビス低下になったと不満や不安の声があるのでは…」との問いに、「そういう声はある…」と答弁。

 土木工事の落札率は平均95、2%、高落札率である。地元業者育成のため、指名競争入札方式だった。納得しづらい。合併後は岡山市方式に改善されていた。
 同和運動団体補助金を解同建部支部にだけ支出。これも不公平な、時代にあわない支出だと思われた。
 過去の箱物行政で借金をふやし、他町と比べて、多い職員数をかかえ、三位一体改革のもとで補助金、交付金を削られ、地方債は約70億余に増加。合併前年には「たけベの森」を運営していた第3セクタ―が破綻したためこれを清算し、町立公園にしていた。その清算のため1億6000万円の税金をつかったという。管理費は年間約5000万円。合併して岡山市の借金がふえた事実を確認。う?んとうなってしまった。
 税金の集め方と使い方をチェックするのが議員の役割だ。しっかり資料や説明を求め、おかしいものはおかしい!といわなくてはならない。しっかり議論しましょうよ!

議会の審査権

07年10月22日

議会には審査権が法律で付与されている。ある議員がわたしに今日の一般会計審査は低調だ、と告げられた。「うーん、それはまずいね。ちゃんと議論して、審査してよ」と答えたが、議会の議は、ごんべんに義と書くように市民の目線で正しいことを発言するのが「議」であるから、発言しないのは当局追認となり、よろしくない。議員が市民の付託をいただいて、議席を得ている以上、議員の役目を果たすよう願うばかりです。

WIBA世界ミ二マム級タイトルマッチの池山直さんを応援にいこう!!

07年10月16日

img_0086.JPG WBCフライ級タイトル戦での反則を繰り返した亀田大毅と父親の史郎氏等へ厳しい処分が決まった。当然と思う。スポ―ツはフェアプレイでなくてはならない。
さて、日本女子ボクシング協会認定のタイトルマッチがあるのをご存じだろうか。岡山市職員でもある池山直さんが世界タイトルにチャレンジする。11月18日の12:30G0NGである。場所は岡山オレンジホ―ル!!
池山直さんのフェアプレイを応援にいこう!

下水使用料値上げ

07年10月15日

岡山市は来年4月に下水道使用料を値上げするという。率は平均10%という。過去の施設整備に要した借金の返済が多いからと値上げの理由を述べているようだが、過去の施設整備のどれが役立っているか。役立っていないのはなにか。説明がいるだろう。見通しはどうだったのか。下水道普及率のごまかしによる返還金41億円の反省はどうしているのか。生保家庭への減免をなくすることがどうなのか。今でも安くない下水使用料をもっと高くしていいのか、などなどの問題がある。市民は物価高の2曲かのなかでもっと格差が広がる。弱きものよ!団結して生活を守らなければ・・・どうにもならなくなると思うよ。

地方自治法施行60周年―地方自治体の役割とは

07年10月10日

img_0061.JPG 今日、地方自治法施行60周年を記念して、知事表彰とシンポジウムがあった。20年以上在職の議員や首長、「功労のあった」職員、団体、個人が知事表彰をうけた。女性議員は6人だったと思うが、日本共産党の議員ばかりだった。女性の政治参加をひっぱってきたと自負している。
 男女共同参画の向上で貝原己代子さんが表彰された。日々、DV被害者支援でがんばっている貝原さんを見ていると頭が下がる。その姿に光があたってよかったなと思う。
 
地方自治体の役割は、そこに滞在する人の安全、健康、福祉の保持をすることである。地方自地法施行の節目というのなら、道州制の議論より、その原点をみつめることが、大切ではないかとおもわれた。

建設委員会―景観計画と政令市移譲事務について協議、10/3に公園協会理事会開催の報告

07年10月2日

 建設委員会で景観計画について議論。景観法ができ、岡山市は景観計画や景観条例(11月議会提出予定)をつくっている。
これまでの県条例より、届け出対象を拡大し、色彩にも数値基準をもちいて明確化する。
全市域が対象で、ゾ―ンに分ける。
第6章で農村景観を守るとして、農村景観基本計画をつくることになっている。柵田や干択地の水路と水田のおりなす岡山の原風景を守るという。大賛成である。現実には、市街化がどんドン進んでいる。水田がなくなり、住宅地に変わるのではないかと危機感をもっている。この景観計画や条例が、「開発」に一石を投じてほしいと願う。
同じ岡山市が持つ開発条例との整合性をもつべきである。

あらためて、「名都」の条件を思いおこした。山水の美しいまち、都心部に文化施設が集積しているまち、そして、そこに暮らす人々の息づかい、活カが感じられるにぎわいのあるまち、の3点。
景観とは「都市の魂」だと言った人があった。岡山市を「名都」といわれる風格のあるまちにしようではないか。

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