市議団事務局(東田) 17年01月31日
今朝(2017.1.31)のしんぶん赤旗社会面に、岡山市のことが載りました。
今年4月の保育園入園申込17011人のうち1734人に“保育園落ちた”(「利用不可」)通知が届き、市に問い合わせが殺到しているというものです。
これは一次選考の結果で、市では今後可能な限り調整を続けていく方針ですが、それでも4月に保育園に入れない子どもが、今年度(1343人)を上回る可能性もあります。
私たちが暮らしている岡山市内で、こんなに多くの子どもが入園できず、親が仕事をあきらめないといけないというのは、とても深刻な異常事態です。
市はただちに、これまでの延長線上ではない対策を取るべきです。
共産党市議団は、
・認可保育園について市は、『減らす』方針のもとで園も保育士も抑制している。これを改めて、当面の入園増をただちに図るべき
・当面、幼稚園の空き教室を公立の小規模保育や保育園分園で受け入れ増を
・保育士が足りずに受け入れ増が制約されているのだから、市独自でも処遇改善を
などと求めています。
苦しみ悩み、暮らしや将来設計などにも影響するこの問題の解決に、市議団も議会の場などで全力を尽くします。
市議団事務局(東田) 17年01月31日
今日で1月が終わり、明日から2月。ということは、2月議会まで3週間(代表質問まで4週間)となったということです。
今、団の議員たちはさまざまな活動や行事への参加をこなしながら、質問テーマの絞り込み、論点や提案することの整理、それらを進めるための情報収集や調査に大忙しです。
特に今度の2月議会は年に2回しかない代表質問があります。60分の持ち時間をしっかり使って、新年度予算や市政の方向性全般、市民の暮らしを応援する施策の1つ1つについて課題を指摘し、対案を出して、充実を勝ち取るための大切な論戦です。
先週の団会議では、今回代表質問に立つ予定の竹永みつえ議員から、大きな柱立てや主要な項目のたたき台が示され、みんなで議論して大きな方向性を共通認識しました。
また、今週の団会議では、残り4人の個人質問について、それぞれが考えているテーマや論点などを議論して、補強したり追加したりしました。
その間にも市政は動き続けていて、「900人以上の保育の受け皿を確保」(中身については要議論)とか、「岡山市の教育を学力と問題行動の2本立てでとりくむ」(教育大綱)とか、この期一斉にパブリックコメントを募集した市の各分野の計画案であるとか、それらの大本となる市の5カ年計画=中期計画(分野別と区別)であるとか、、、、、、あらためて並べてみると、岡山市政がいわば巨体を動かそうとしているような地鳴りさえ聞こえそうです。(毎夜遅くまで、庁舎が明るいのもむべなるかな・・・)
事務局員Tにとっても他人事ではなく、今日もいろいろな情報収集・問合せ・資料化、文章のたたき台づくり、会議準備、スケジュール確認、広報紙の分析などなどあわただしく過ごしています。
本当は1つずつ着実、丁寧にいきたいのですが、、、、なかなか、、、。
そう思って、自分のデスクを見回してみると、、、キーボードに掛けた両手の外側は資料やファイルが乱雑に山になっている!?!?
今年の目標は「身の回りをきれいに」だったはずなのに・・・。
「しかし、もうこんな時間、帰らねば!明日あさ最初に片付けよう」と自分に言い訳しながら、「仕事も身の回りもすっきりスマートに(胴回りも?!)いきたいのに」とぼやきながら、そろそろ帰ることにします・・・。
市議団事務局(東田) 17年01月30日
市総合教育会議が明日(1/31)開かれ、2020年度までの基本的な取組み方向を示す「教育大綱」の最終議論を行います。
今回の会議に示される案では、目標を
目標1 学力の向上
目標2 問題行動等の防止及び解決
の2つに絞っています。
またそれぞれの数値目標として、
学力・・・全国学力テストの偏差値
問題行動・・・暴力行為の件数、不登校の出現率
を掲げるとしています。
岡山市の教育行政のおおもとの方向性と目標を盛り込むもので、とても重要な計画です。
市長と教育委員の方々がどんな議論を重ねるのか、ぜひ傍聴においでください。
岡山市総合教育会議
2017年1月31日(火)10:00~
岡山市役所本庁舎3階第3会議室
岡山市総合教育会議のホームページ(これまでの議論の経過や資料などが掲載されています)
市議団事務局(東田) 17年01月27日
日本共産党岡山市議団は27日、議会内で「市民の意見を聴く会」を開き、12団体の皆さんから、それぞれの分野での実態や2月議会・予算編成に向けたご意見、ご要望をお聞きしました。
生活困窮者支援に対する補助が打ち切られようとしている問題や、待機児童解消のためには保育士の処遇改善の具体策が不可欠であるという現場の実態を踏まえた指摘、医療や介護の現場で進んでいること、学童保育では障害のある子どもへの専門的な支援や過密小学校におけるクラブ施設の質の問題、教育分野では4月からの市費移行や、政府与党が国民監視・処罰をねらって導入をねらっている「共謀罪」の問題など、それぞれの分野で現場で活動している方ならではの実態をもとにしたご意見は、どれも大変重要なものでした。
聴く会の後に開いた団会議では、出されたご意見やご要望を整理し、調査することなども確認しました。また、みなさんのご意見やご質問にお答えする時間を十分確保できなかったという面もあり、会議運営の改善も確認しました。
市議団事務局(東田) 17年01月26日
今週、岡山市議会の議会運営委員会や日本共産党岡山市議団はそれぞれ、全国各地に行政視察に行きました。
林じゅん議員が参加した議運委の視察は、
1/24(火)~26(木)の2泊3日で、
神戸市(24日、議会改革など)、横浜市(25日、予決算審議、区づくり推進など)、京都市(予決算審議、市政改革など)
河田正一・竹永みつえ・田中のぞみの3議員が行った団としての視察
1/24(火)~25(水)の1泊2日で、
鹿児島県志布志市のごみ減量の取組みを視察してきました。
それぞれ後日、視察報告書を提出したり、質問や委員会審議などの議会活動に活かしていったりしますが、それぞれの議員がSNSでも情報発信していますので、どうぞご覧ください。
●林じゅん議員
林じゅんブログ 2017.1.24(神戸市)
林じゅんブログ 2017.1.25(横浜市)
林じゅんブログ 2017.1.26(京都市)
●竹永みつえ議員(田中のぞみ議員、河田正一議員、玉野市の松田達雄議員も一緒に)
竹永みつえフェイスブック
市議団事務局(東田) 17年01月25日
今日の午前中、事務局員Tは西大寺まで出かけていき、市民グループのみなさんに「知って得する制度の使い方」というテーマで、子育てや医療・介護、暮らしに関係する市や国のさまざまな制度についてお話してきました。
もともと竹永みつえ議員への講師依頼だったのですが、竹永議員が視察に行くことになってピンチヒッターとしての登板でした。
以前につかった資料をもとに、岡山市が発行している「くらしの便利帳2015」や、しんぶん赤旗日曜版にときどき掲載されている「お役立ちトク報」の単行本なども読み込んで準備し、お話をしに行きました。
少し風邪気味で、声の調子はいまいちだったのですが、かえって、聞き取りやすいよう意識してゆっくりした口調で話したことが良かったのでしょうか。ご好評をいただき、役割が果たせたとほっとして控室に帰ってきました。
準備をしながら感じていたのは、
「福祉や暮らしを支える制度って、条件は満たしていても『申請』しないと適用されないものが少なくないから、後で『あのとき知っていたら・・・』と後悔することがあるかも」
ということです。
医療や介護の費用の月額上限を超えたら払い戻してもらえる「高額療養費」
払わなくて良かったり取り戻せる場合もある「差額ベッド料」
倒産や解雇に遭ったときの「国保料減免」
ひとり親家庭が利用できるさまざまな制度
業務外の病気やケガで休職したときの「傷病手当」
急な失業等で住まいを無くしたり家賃が払えなくなったら「住宅確保給付金」
治療費以外にもいろいろ当てはまる「医療費控除」
などなど、あげればきりがない程たくさんの負担軽減制度があります。
人生、いつ何があるか分かりません。ご本人や家族に何か起きた時だけでなく、お知り合いや遠方の親族から急に相談されることもあるかもしれません。
すべて、暮らしが困難なときに、急場をしのいだり、何とか暮らしを続けていくために、たくさんの住民や行政が試行錯誤しながらつくってきた制度です。
必要なときには必要なものを活用し、使いにくい場合には改善をはたらきかけ、誰もが安心して暮らしていける社会にしていきたいと、あらためて思いました。
それにしても、その頼りになるはずの制度がここ数年どんどん後退・縮小・廃止されているのを、資料準備の過程で目の当たりにして、「『社会保障』とは何なのか」「税金の使い方とは」「行政が政策・施策の優先順位を付ける考え方とは」等々、あらためて思いを巡らせているところです。
市議団では、市政の動きを知りたい聞きたいというご希望はもちろん、今回のような「どんな制度が使えるのか勉強したい」というご要望にも、できるだけお応えしています。ご要望がある場合は、一度ご相談ください。
市議団事務局(東田) 17年01月25日
岡山市住生活基本計画(案)に対するパブリックコメント
◆募集期間◆ 2017年1月25日(水)~2月23日(木)
◆資料の入手場所◆ 上記のリンク、住宅課(市役所6階)、情報公開室(市役所2階)、各区役所・支所・地域センター
◆問合せ先◆ 岡山市住宅課(☎086-803-1466)
岡山市住生活基本計画は、市における住まいのあり方や住宅政策の大本となる計画です。
今回の改定は、前計画が2015年度に終わったことや市の新たな総合計画が出来上がったことなどから2016~25年度の期間の計画を新たに立てようとするものです。
岡山市の住まいの課題としては、空き家に関わる様々な問題、耐震化など安全安心の課題、ニーズが多い一方で老朽化したり空室も目立つ市営住宅を今後どうしていくか、今後増えると見込まれる高齢者(特に単身の高齢者)の住まいの確保をどうするか、いま岡山市が掲げている「コンパクトシティ構想」との関係はどうか、などとてもたくさんあります。
いずれも単純に住居がどうかということにとどまらず、地域のコミュニティやまちづくりにも直結する課題です。
ぜひ市民のみなさんのご意見をお寄せください。