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日本共産党 岡山市議団

'団日誌' カテゴリ

県補助金不適正疑惑

09年05月18日

岡山県の国庫補助金の不適正処理疑惑問題が話題となっている。昨年11月の会計検査院の実地調査で、石井知事は昨年12月議会で「適正に処理する」と答弁したにもかかわらず、現在まで放置状況。これは県の体質かも知れない。今から30年ほど前、ある飲食店に県がお金を預けて飲み食いしていたことでわたしは相談を受けた。もちろん預けられた側の店主からの相談である。長野知事は問題にしなかった。マスコミもとりあげなかった。内部処理で済ませたのだろうが、釈然としなかった苦い思い出がある。官僚よ!襟を正せ!と、申し上げたい。

今日は看護の日

09年05月12日

今日は看護の日。
看護大会が開催された。表彰をうけられたみなさん、おめでとうございました。
会場いっぱいの参加者で盛況であった。看護学生も大勢参加していた。わたしの隣に坐っていた男子学生は、聖華看学だといっていた。定数20人で、1年生は17名、男子は全校で4名だと話してくれた。
岡山市は看護学校が多いところだ。4年生教育に次第にシフトする中で、聖華看護学校は来年から新入生はとらないとか・・・。病院付属は学費が安く、月3万円だといっていた。年36万円は大学授業料と比べると安く、今の時代こそニーズがあるようにも思うのだが・・・。
看護の心をみんなの心に・・・。看護師を増やし、医療や介護の現場の安心を確保したい。
野田明宏さんの「アルツハイマーの母に寄り添って」と題する講演は、息子の介護奮闘記で、男性介護者が増えてきている今日の介護者支援のありかたを考えさせられた。
看護の仕事は生活支援である。ナイチンゲールは「命の消耗を最小限にするよう環境を整えること」の大切さを主張した。私も看護者の一人として、命の消耗を最小限にする社会のしくみをつくりたい・・・と思う「看護の日」である。

少子化に歯止めかからぬこどもの日

09年05月5日

少子化が止まらない。昨年に続き、こどもの数が減ったと各新聞が報じている。28年連続で減少・・・。何故なのか・・・。
二人の母となった娘に尋ねると・・・、「経済的に無理、保育園に入れなかったり、子育てに不安があったりする人が多いよ」と。
総人口に占めるこどもの割合は昨年より0,1パーセント下がり13,4パーセント。アメリカ20,1、中国13,0、ドイツ13,9などとくらべても日本は低い。
こどもの医療費無料化は自治体の制度として実施されているけれど、国はしらんぷり・・・。国制度でこどもの医療費を無料にしよう。そのことが、少子化対策になる。
今日はこどもの日、どの子も元気で大きくなるように子育て支援のしくみを作りたい。
こどもを産む性である女性の声にしっかり耳を傾けてほしい。女性の政治参画はこどもたちのためにも大切であるとあらためて思うのである。

「さんかく岡山」が10周年

09年04月28日

dscn0424.JPG岡山市男女共同参画センター・・通常「さんかく岡山」が10周年を迎えた。
つくるまでの10年、そしてつくってからの10年にかかわった者の一人として「拠点があってよかった」と思う。
ゆきずまった社会を切り拓くのは、「多様性の推進」である。
内閣府男女共同参画推進室の板東久美子さんは、日本が男女共同参画では韓国に遅れをとる状況であり、先進国の中では「最下位」レベルであることを強調した。
現実を認識することが大切だ。
とりわけ「政冶」と「経済」では女性の進出が少ない。女性のかかえる「生活困難」についても意識的な取り組みがもとめられる。
国は女性の参画をすすめる遅れた分野として医師、研究者、公務員での是正に取り組むとしている。
今後の「さんかく岡山」の10年は、どんな時代を切り拓くのか・・・楽しみでならない。
この拠点を生かして、元気な岡山を造っていこう!!

豚インフルエンザ

09年04月27日

鳥から豚へ。今度は豚だ。豚インフルエンザがメキシコ発で拡大している。メキシコでは1380人余の感染者中、86人が死亡したとの事。まだまだこれから増えるかも知れない。感染者はアメリカ20人、カナダ8人との事。いずれも09年4月26日現在での数字。メキシコでは集会の禁止、外出抑制がおこなわれているとのこと。日本でおきたら、もし岡山だったらと思うのはわたし一人だけだろうか。やはり、こういう場合には岡山市立市民病院が必要だと思うのもわたし一人だけだろうか。

政令市岡山の「現場」はたいへん

09年04月22日

市議団で市内の児童福祉施設や北区分室などを訪問している。
善隣館は老朽化がすすみ、コンクリートがボロボロだ。民間から寄贈されたプレハブの建物も現役で活用されている大事なスペースだ。でも、トタン屋根の建物は、このままにはしておけない・・・と思う。
県下で唯一の公立児童福祉施設である善隣館は、住み込みで職員がこどもたちと暮らす場所である。こどもたちは25人の定数だが、生活スペースが狭く、旧態然としている。
立て替えて充実することが急務だと思えた。
旭川荘乳児院は50人の定員。乳児院が県下に一箇所ではとても足りない。全国の平均を下回っている。こどもは減っていても、ニーズは増えているので、乳児の対応ができず県外措置をしている状況・・・これが岡山県の現実である。
岡山市は政令市移行で、児童相談所を設置した。こどもたちのことを本気で考えるならば、乳児院の新たな設置を考えなければなるまい。
職員はこどもたちのためにがんばっている。この努力にこたえる政策が求められる。
2年後には各福祉事務所のこども相談窓口に児童心理士を1人ずつ配置する体制をめざそう。
もっと児童福祉に力をいれる必要がある・・・と実感する現場視察だった。
昼食はしょうがい者が働く「喜楽」で500円の定食をたべた。おいしい!!あたなもぜひいちどお立ち寄りください。

心眼

09年04月20日

市長選は市民本位の市政をつくる会の予定候補者が出そろえば5人の闘いとなる。何が違いとなるか。まずは、市民の暮らしと地域を活性化させるかどうか、が最重要課題だろう。似たような市民むけの政策が並べられるだろうから、真贋を見極める心眼が必要となるだろう。しかし、これが、なかなか難しい。?氏から連絡があった。一番の理解者だという。英見でなく愛眼でもない。さて、市民のみなさんはどういう基準でお選びになるのだろうか?

定額給付金の申請書がそろそろ届きます

09年04月15日

定額給付金の申請書が「世帯主」あてに郵便局から届き始めるころです。
岡山市は13日に送付しました。
ある人が「くれるというならもらうけれど、ありがたくない給付金だ」といいました。「もらったらすぐ税金の支払いで消えていく。一回ぐらい家族で食事にいこうかな・・・」という人も・・。
DV被害者などは生活が大変で一番給付が必要な人ですが、加害者である「世帯主」への申請書では、受け取れません。
必要な人のことを考えもせず、自治体丸投げの制度設計には本当に怒りを感じます。まさにバラマキ・・。
DV被害者支援をしている市民団体は、それでもあきらめずDV被害者やこどもたちへの給付を求めています。市長も給付方法を検討するよう指示している由。弱者を排除する制度にしてはなりません。
そもそも「世帯主」への給付・・という考え方が古くありませんか。そして、これほどまでにエネルギーを使って2兆円(岡山市では109億円)を使うに値する「事業」なのか・・と疑問はますばかり・・。
毎年削る社会保障予算は2200億円だということを思い出すと、もっと生かした使い方は他にある・・と私は思うのです。

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