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日本共産党 岡山市議団

16年06月

総務、市民文教は審議続行中

16年06月8日

朝10時に始まった6月議会のプレ常任委員会は、17時までに経済、環境消防水道、建設、保健福祉の4委員会は終わり、総務、市民文教の2委員会がまだ審議を続けています。

総務委員会では前期中期計画のことなど、市民文教委員会では、市民会館移転問題のことなどに時間をかけて審議しているようです。

 

常任委 明日10時から (傍聴受付は9時から)

16年06月7日

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岡山市議会は、6月議会開会前の常任委員会を明日8日開きます。

これまでにもお伝えしている通り、今議会では多くの重要な議案や報告事項などが審議されます。

興味のある議題がありましたら、ぜひ一度、議会傍聴に来てみませんか。

常任委員会の議題一覧(2016年6月8日)

傍聴手続き

 

各委員会の案件の一例です。

<総務>

・連携中枢都市圏構想

・岡山市の5か年計画(総合計画「前期中期計画」)

・「国土強靭化」の地域計画  など

<保健福祉>

・介護「総合事業」

・保育園等の待機児童の状況と対策

・幼保一体化 など

<環境消防水道>

・ごみ処理広域化対策

・地方創生市戦略改定

・水道事業審総合基本計画

<経済>

・中小企業振興

・三菱自工対策

・農業施策

<建設>

・西川社会実験

・灘崎地域の生活交通

・雨水期対策

<市民文教>

・旧東区役所跡地整備

・新しい文化芸術施設整備

・東山斎場、新斎場

 

お住まいの地域の浸水の危険度をご存知ですか? 市が「浸水ハザードマップ」を公開

16年06月6日

浸水(内水)とは、短時間に集中的に大量の雨が降ることで、側溝や用水があふれ出して住宅などに浸水することで、近年、ゲリラ豪雨の多発などにより、住宅地などでの浸水被害が心配されています。

これは、津波などで河川の堤防が壊れるなどして浸水する「外水」浸水とは違って、近年、都市部での発生と被害の拡大が心配されているものです。

この被害が市内のどこにどれくらい想定されるか、みなさんのお住まいの地域ではどうなのか、みなさんはご存知ですか?

 

岡山市はこのたび、浸水(内水)被害の地域や程度を想定するハザードマップを策定しました。

ホームページではすでに公開が始まっています。

岡山市浸水(内水)ハザードマップ

また、地域の公民館や地域センターなどにも順次配布されていく予定です。

 

ぜひ一度ご覧いただいて、自分の住んでいるところや関係するところの状況を確かめておきましょう。

 

毎月3日は「アベ政治を許さない」

6月定例岡山市議会は6/10~ 個人質問は6/16~

16年06月3日

議会日程1606

岡山市議会ホームページ

6/10(金)~28(火)の会期で、6月定例岡山市議会が開かれます。

今回初めて「10分枠」が設けられる個人質問は、16(木)~22(水)の5日間行われます。質問の順番や項目などは13(月)の夕方には決まる予定です。

また、開会前のプレ会議として6/8(水)に6つの常任委員会が開かれ、この間の重要案件について報告を受けたり審議したりする予定です。

 

今議会では、補正予算案をはじめ、およそ10条例の改正や制定の議案が提出を予定されています。

議論のテーマとしては、昨年10月にまとめた岡山市の地方創生戦略の改定や、今年3月に制定された今後10年の岡山市基本計画に基づく中期計画の策定に向けた議論が始まるなど、市の政策の全体に関わる案件があります。

さらに、待機児童対策、保育料軽減、介護総合事業、地域の経済や雇用、中心市街地、市民会館移転、各地域の交通網整備、防減災、農業施策、水道事業など、多くの分野で重要なテーマがたくさんあります。

また、議会関係では、政務活動費の見直しを検討するための新たな審議会の設置が提案される見込みです。

 

岡山市民が選んだ市長と議員が、どんなテーマをどのように議論し、どんなことを決めているのか。そしてそれが市民生活にどのように影響するのか。

ぜひみなさん自身で確かめてください。

岡山市議会では、本会議と委員会はどなたでも傍聴可能です。

また、本会議の様子は、インターネットでリアルタイムに見ることができるほか、当日夜のOniビジョン放送、後日市HPにアップされる動画などでもご覧いただくことができます。

ぜひ関心を持っていただき、ご覧ください。

 

 

これで、子どもたちの安全が守れますか?

16年06月2日

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大森雅夫岡山市長が、明日3日の定例記者会見で、岡山市の待機児童解消に向けた対策のうちのいくつかを発表するとみられています。

その中に、保育園等での保育士の配置基準を見直して、保育士資格のない者が保育できるようにする方策が盛り込まれる可能性があります。

 

全国の認可外保育施設や保育サービスで子どもたちが命を落とす痛ましい事例は、後を絶ちません。

保護者が願っているのは、安全で安心な保育園ではないでしょうか。

保育園に入れない子どもの問題を解決するためだからと言って、安全の切り下げにつながる方策。これでよいのでしょうか。みなさんはどう思われますか?

現場でのリスクはさまざま考えられます。

今までは基本的に全員が保育士でした。数年間の勉強や実習をして国家試験を通った者同士として、互いの最低限の力量も判断できますし、チームとしても機能しやすいです。ここに無資格者(保育の研修を受けた支援員、小学校教諭、幼稚園教諭など)が加わったら、意思疎通、とっさの判断や対応、子どもを観る見方、記録など、さまざまな混乱が発生することは容易に想像できます。

さらに、無資格者と共に働く保育士の心身両面の負担は、今まで以上のものになりかねません。

 

結局のところ、「なかなか保育士が集まらないから、今いる保育士で預かれる子どもの数を増やそう」という場当たり策です。

短期的には「待機児童の減少」という数値的な効果はあるかもしれませんが、現場の保育士の離職が増えないか、とても心配です。

 

根本的に、

・低すぎる賃金

・厳しい労働条件

・非正規の割合の高さ

という「ハザード」が、保育士として働きたい、働き続けたいという願いを困難にしています。

ですから、この「ハザード」の解消に真正面から取り組まなければ、「保育園に入れない」問題は解決できないのではないでしょうか。

 

もちろん、多額の財源が必要になることです。

ですから、政策の優先順位を考え直す政治の判断が必要になるのです。

 

間もなく始まる6月定例岡山市議会でも、この問題が大きなテーマの1つになることは間違いありません。

直近では6月8日(水)午前10時から開かれる保健福祉委員会でこの問題も議論されます。

ぜひ多くの市民のみなさんに関心を持っていただき、議会へ足を運んだり、地元の議員に声をかけるなどしてみていただきたいと思います。

 

(注)記事のトップ画像の表は市議団事務局作成

市の責任で保育の確保を ~市議団で緊急申し入れ

保育所・待機児問題への日本共産党の緊急提言(2016.4.5)

(速報) 市民会館・文化ホール移転先は千日前に決定 市中心部には課題山積 まちづくりは総合的な観点で

16年06月2日

大森岡山市長は6月2日の臨時記者会見で、岡山市民会館と市民文化ホールの移転先として候補地に選定していた千日前地区(岡山市北区)で、2022年3月までに施設整備が完了できる見込みとして、同地での再開発事業を実施すると発表しました。

岡山市は昨年7月に同地を候補地として選定した際に、「今年5月までに地権者の同意率100%」を条件としていましたが、5月31日の期限までには達成できていません。一方で、発表によると、未加入の地権者も全員、今回の再開発事業自体には反対しておらず、岡山市が条件としている合併推進債に関連する期限である2021年度末までに施設整備が完了できる見通しであることから、今回の決定に至ったとしています。

再開発事業とは、国の法律に基づき、市街地エリアで低利用となっている複数の地権者の関係する土地を1つにまとめて、高層建築物を建てることによって、土地の再活用と地域の活性化をめざすものとされており、その中に公共施設が入居することによって、国や市などからの公費が投入される仕組みです。

今回は、老朽化しているものの現地では建替えが困難な岡山市民会館と岡山市民文化ホールの移転先として検討され、岡山市中心市街地の南東エリアの活性化が期待されています。

 

岡山市中心部ではこの件を含めあわせて12件の再開発事業が進められています。投入される公費は、1件当たり数億から数十億とされており、過去には数百億になったケースもあります。

一方で、市中心部では、マンションや高齢者向け住宅などが続々と建設され、保育園に入れない子どもの急増や、統廃合されて残った小中学校がパンクしそうになっていたり、介護の提供が追い付かない事態も発生しています。

また、自動車の流入抑制も進んでおらず、コインパーキングが林立するなどしています。

これからの岡山市の発展を考えた時、現状に拍車をかけるのではなく、一定程度の計画性のある市街地設計が求められます。

大きく、またさまざまな要素が絡む課題ではありますが、団も引き続き最重要テーマの1つとして取り組んでいきます。

 

個人質問の「会派持ち時間制」で詳細を決定 岡山市議会議運

16年06月1日

岡山市議会は1日、議会運営委員会(議運)を開いて、この間議論してきた個人質問の「会派持ち時間制」について、6月議会から導入することや詳細な内容を決定しました。

会派持ち時間制は、今年1月に自民・公明・創政が導入を強行したもので、共産党市議団は「個人質問の総時間数の削減」だとして反対していました。

(1月13日の団ブログ)

個人質問の総時間を削減! 議員が第一の仕事を自ら減らすとは!

(1月15日の団ブログ)

(団声明) 個人質問の総時間数の削減に反対します 議会質問は議員の本分です

 

会派持ち時間制は、所属する議員の人数×一定時間をその会派の持ち時間として、会派内で配分する仕組みです。

< 従来>

議員それぞれが30分の持ち時間(代表質問のある回と一問一答方式を選んだ場合は20分)。

 

<新>

会派の所属人数×20分を会派の持ち時間とし、その中で30分、20分、10分のいずれかの時間を選ぶ(一問一答の場合は20分限定)。ただし、会派所属人数からは、正副議長、正副議運委員長、監査委員の6名を除く。

 

たとえば共産党市議団の場合、5人×20分=100分が会派の持ち時間となり、

「30分が1人、20分が3人、10分が1人」というパターンや、

「30分が2人、20分が2人、質問に立たないのが1人」というパターンも可能となります。

共産党市議団は、10分枠を盛り込ませることや、人数を制限しないことなどを議論の中で盛り込ませました。

 

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